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ブラムリーアップルのジャム作り

イギリス生まれの調理用りんご『ブラムリー』
先日、近所のスーパーで運良く手に入れることが出来ました。

最初に作ってみたのは、手びねりパイ。

久しぶりに焼いた手びねりパイの上に、初めて扱う「ブラムリー」ということで、あれ?ちょっと思っていたのとは違う!?という結果だったのですが、美味しさは抜群でした。
こちらは是非、ブラムリーを手にする機会があったら作ってみて欲しい、簡単スイーツです。おすすめ!

さてそして、本当だったらそのパイよりも先に作ってみようと思っていた、ジャムをようやく作ることが出来たので記録を残しておきます。

まずは、ブラムリーをカットします。
皮ごと煮てもいいよ、というレシピも見かけたのですが、それは煮ているうちに簡単に皮が剥がれてくるから、後で取り出せばいいよ、ということらしい。。。
と、いうことは大きめカットサイズで作らないと、めちゃくちゃ皮を取り出す手間がかかるということ?と思ったので、最初からりんごの皮は剥いています。そして、適当な大きさにカットしました。
これで、1個分。

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そういえば、、、まだこのブラムリー。
生食で食べていなかったな、、、と思い、この時点で、1個かけらを取り出して、さらに半分にスライスして食べてみました。
酸っぱい! ただただ酸っぱい。
渋みはない、甘さもない、カリッとしている。なんというか、こう、酸っぱさの裏にほんのり○○、みたいな奥行きがない、と感じました。
え?これ、本当に美味しくなるの?とやや、不安。
そこで、ちょうど家にいて仕事をしていた夫にも、一切れ食べてもらいました。そうしたら、「お!懐かしい。昔のリンゴみたいだね」とのこと。
わからん。。。ジェネレーションギャップ?
甘いリンゴばかりを与えられて育ったということなのか、私。
なんとなく不思議な気分になりつつ、作業に戻ります。

カットしたりんごにグラニュー糖をまぶします。
酸味を活かすためには、わりとしっかりと甘みを加えた方がバランスが良くなる、、、ということらしいのですが、ジャムといいつつ、ピュレ?のように、お料理にも気軽に転用できるようにしたかったので、ザッと目でみて全体にお砂糖がまぶされていればいいかな?くらいの分量です。
大さじ2くらいかな?

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煮始めたら、あっという間に煮崩れますよ!という噂ですが、本当なのかな?見た目は、そんなに水分多くも見えないんです。
グラニュー糖をまぶしても、どんどん水分出てくるという雰囲気じゃない。
そんなに待っていてもねー、まあ、とりあえずやってみよう。
水分足りなかったら、白ワイン入れちゃうもんねー♪ くらいの気軽な感じで弱火で加熱スタートしました。

そうしたら、、、
おおお、本当に変化が早いですよ。ものの数分で下の状態に。
周りから火が入っていく感じだったので、スプーンでかき混ぜながら、火加減を気にしながら、作業を進めます。

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透明感があるところと、まだ最初のカットした状態に近い白っぽい色のところがありますが、この透明感がある部分をスプーンの背でちょいって押さえる、つぶすと、なんの抵抗もなくぐずぐずぐずっと煮崩れます。
なんだこの柔い感じ。ぐずぐず?しゅわしゅわ?
ここはまだ固いかな?塊になっているのかな?というところも、ちょっと押さえたら無抵抗。

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10分弱くらいでここまで来ちゃいました。びっくり。
普段、私自身が「加熱調理したりんご」を好まないので、煮りんごとか焼きリンゴとかのイメージ、覚えがなくて比較対象がないのが問題ではあるのですが、もっと繊維質でごろごろ形がのこっちゃうのがりんごジャムだと思っていました。
こんな簡単にペースト状になるなんて。

そして、この時点で小さなスプーンにひと掬いして味見をしてみたんです。
そうしたら、これまたびっくり!
生食したとの印象がガラリと変わりました。
とてもすっきりとした酸味と甘味のある味わいです。香りもいい♪
うーん、例えば、アップルパイに入っている煮たリンゴって、ちょっと味わいが重いと思うんです。ねっとりとした甘味というか、強く喉に残る気がしちゃう。なので、私は「それだったら、りんごはサクッとカリッと、生食が好きだわ」と思っていたのですが、これはもしかしたら違うのかも?
いや、違うんだろう、と。

リンゴを剥くところから始めて、15〜20分くらいで出来上がってしまったブラムリーのジャム。

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1個分が、用意していた保存瓶ちょうど1個分になりました。

明日の朝のお楽しみに、ということで今日は【bricolage bread&co.】のパンドミを奮発しました。
明日は素敵なトーストにこのリンゴジャムをつけてみようと思います。

そして、もう一度、手びねりパイを焼いてみよう。
今度はこのジャムも潜ませてみることにします。
この状態からさらに焼きをかけるとどうなるのかな?
やっぱり「いつものアップルパイ」のような味わいになるのか?
それとも、この爽やかさを保った上で、フレッシュなブラムリーとさらに美味しいハーモニー♪ となるのかしらん。
また、そちらもレポートします。






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