見出し画像

無花果とマスカルポーネのオープンサンド

そろそろ季節も終わりの無花果です。
去年はご縁があって、関東近郊で色々な種類の無花果を作っていらっしゃる農家さんのものをたくさん食べる機会に恵まれた我が家だったのですが、その後、台風などもあり被害も大きかったそうなんです。
その後、どうされているのかなぁ、、、と思いながら今年のお知らせはいただけないままで10月を迎えてしまいました。
去年の白いちじく、美味しかったなぁ。

そういう訳で、今年は近所のスーパーや八百屋さんで出会う無花果を食べていたのですが、それもなかなかコレ!というものに出会えるタイミングがなく、「ああ満喫日した!」というほど楽しめなかった印象。残念。
そして、本当にそろそろ季節も終わり、、、
悔いのないように、これはもう見かけたら買う!くらいの気持ちでいないと食べられないぞ、と思っていたら先週あたりから八百屋さんに良さげなものが届き始めました。
スーパーは明らかに入荷が減りましたよねー。

さて、そんな名残の無花果を本日はオープンサンドにしました。

パンはいわゆる普通の食パンサイズよりも一回りくらい小型なものです。
そのミニ食パン(やや薄切り)をトーストして、網に上げて少し熱をとります。アチアチのままだと、上に塗るマスカルポーネが溶けちゃうから。
触ってほんのりあったかいくらいになったら、マスカルポーネをたっぷりと、厚めに塗りました。
トーストにバターだったら、薄く塗るとかサッと馴染ませる感じでいいと思うんだけど、マスカルポーネって、個人的には「塗る」ものではなくて、「のせる」もの。「食べる」ものだと思っているので、ここは、思い切って厚めに波打つようにのっけたいですね。
そして、そのマスカルポーネを土台にして、皮ごとカットした無花果をランダムにトッピングしました。
マスカルポーネがしっかりついているから、無花果が良いポジションに立ってくれる。
このビジュアルも満足!
仕上げにココナッツフラワーシロップを回しかけました。

このミニ食パンのオープンサンドは私用のもの。なので、もう一枚、夫用を作ります。
こちらは普通サイズの食パンを使用。5枚切りくらいの厚さかな?これもまずはトースト、そして冷ましてからマスカルポーネをやっぱり厚めにのせています。

全く同じじゃつまんないから、こちらの分は無花果を輪切りにしました。

輪切りにすると中が空洞になっちゃっていて、やや乾き気味なものもあってりするのですが、この無花果はねっとりしっとり詰まっていて、キラキラ。なかなかいいんです。
しかし、パンのサイズも大きいので、一面に広げるというところまでは足りなくて、空いてる部分にクインニーナというぶどうの輪切りをおまけで追加しました。
仕上げは同じシロップをたらたらり、です。

無花果とマスカルポーネを合わせたオープンサンドは季節が終わろうとしているのに、今季初だったなぁ。
食べながら、やっぱり美味しいよねぇと自分で確認している気分です。
明日は雨の予報だけれど、出かける予定が入っているので、その帰りにでも八百屋さんを覗いてみよう。
無花果、入っていますように。そして、1パックでいいから残っていますようにー。
生クリームと合わせた無花果のフルーツサンドと、カットした無花果の断面をキャラメリゼしたもの、あとは生ハムチーズ的なもの、まだ食べたい!!
1パック、いや出来ればあと2パック、私に無花果のチャンスをください!

2つのオープンサンド。
あんまり変わらないけれど、どちらがお好みですか?


旬のフルーツは、年中追いかけて楽しみたいですね。


サポートいただけると嬉しいです^^