見出し画像

【小麦粉砂糖不使用】さつま芋のしっとりブラウニー【レシピ】

チョコレート、大好きです!
チョコレートそのものはもちろん、「チョコレートの◯◯」というようなおやつを常時何種類か確保している私ですが、先日、おお!これは!?というレシピをお見かけしたんです。

わわわ!これは美味しそう!!
チョコレートのケーキは、ガトーショコラもフォンダンショコラも好きだけれど、1年を通して好きなのは「ブラウニーのどっしり感としっとり感だわ」と思ってるのー。
しかも、こちら【小麦粉、砂糖は不使用】とのこと。
グルテンフリーな上に、お砂糖も入れないの?どうするの?
と、思ったら、なんと【さつまいも】が入っているんですって。

いや、ちょっとサツマイモ。
それ自体が今度は逆に、私の好物じゃないですか。たまらん!

と、いうことで、もう早々に焼きました。
レシピの掲載は上にリンクも貼りましたが、Instagramで仲良くしていただいている「Natsさん」にもご了承いただいたので、こちらにも記載します。
(Natsさん、ありがとうございます!)
納得したくて2度焼いた、その経過とともにどうぞご覧くださいね。

『さつまいものブラウニー』の材料

・蒸したさつまいも 300g
・ナッツバター(無塩・無糖) 1/2カップ
・メープルシロップ 大さじ3(お好みで調整)
・チョコチップ 適量
・ピュアココアパウダー 25g
・塩 少々
・トッピング用のカカオニブ 少々

材料は上記のとおり、シンプル。
そして、作り方はというと、さらにシンプル!

ざっくり全部を混ぜ合わせ、190度で20分焼く。

これはすごい。。。
「湯煎にかけろ」とか、「まずはアレとコレを最初に合わせてね、ああ、練らずにだよ、切るようにね」とか、「人肌くらいの温度になったところで」とか、そういうことは一切なし。
とにかく、用意した全部を混ぜてくださいね、ということなんですね。
Natsさんはハンドブレンダーで混ぜたよー、ということでしたので、私も真似しました。

蒸したさつまいも。
このまま食べてしまいたくなるけれども、これがこのあと、大好物のブラウニーに変身するんだ、ということで我慢です。
皮を剥いて300gになるように、多めに蒸しました。(というか、多めに用意してわざと余らせて、それはそれでおやつにする気満々だった)

画像1

そして、蒸したお芋とその他の材料をブレンダーにかけ、ホーローバットにオーブンシートを敷いて流し入れ(生地が重くて実際には流れない)、カカオニブとちょうどあった胡桃ものっけて焼きました。

こんな感じに焼き上がります。

画像2

なかなかブラウニーな見た目です。
ちょっと粗熱を取ってから、カットしてみたところ。

画像3

どうでしょう、、、 おお、いいじゃない? でしょ?

が、しかし、むむむ。
ちょっと、食感に納得がいかなかったんです。
なんだかブラウニーというよりは、芋羊羹なんですよね、食感が。
濃厚で重いのは好みだけれど、これではない。

原因に心当たりがあるんです。
材料の「無塩・無糖のナッツバター」の部分。
無塩・無糖ではあったのですが、植物油が入っているものを使いました。
多分、それなのではないか、と。
「しっとり」はいいんだけれど「ねっちり」までは求めていない。
やり直し。

まずはその問題と思われる「ナッツバター」から準備。
いつも、ピーナッツバターを作るときは、トップバリュのものを使っていたのですが、我が家のあたりのお店では見かけなくて、、、
(じゃあどこで買っていたのか、というと実家に帰った時に買い物に行くイオンモールで買いだめをしていました)

仕方ないから、落花生をひたすら剥いてみました。
結構、時間がかかる、、、そして指が痛い、荒れる。
さらには猫に邪魔をされて散らかる。

画像4

でもそんなことを言ってられないので、とにかく剥く。
そして、その剥き終わったピーナッツを軽くレンジでチンして(少し温めると油分が浮いてバターにしやすくなるのだそうですよ)から、フードプロセッサーにかけます。

画像5

はい、出来たー!
無塩・無糖で、油脂も入っていないピーナッツバターです。
とってもいい香り♪
それを、1/2カップです。

画像6

こんな感じですね。
そして、蒸したさつまいもは300g

画像7

重さを測ったら、ラップや蓋をしておきましょう。
あまり水分が飛びすぎてパサパサにならないように気をつけます。

ココアパウダーと、チョコチップ。
ココアパウダーは「ピュア」なものを使用します。
ミルクココアじゃなくて、純ココアという名前のもの。
チョコチップを用意するべきだったか、、、と思いつつ、これは「適量」ということで、出来上がりの状態にはあまり大きく関係しない「好みの問題」と捉えました。
いつも製菓の際に使っているクーベルチュールを26g刻んで入れます。
(このチョコレートの1片が2gなので26gという中途半端な分量になっています。ココアパウダーの25gに寄せた感じです)

画像8

材料が揃ったら、それらを「ざっくり」と混ぜる。
下の写真、ツヤっと見えているところに、わかりづらいのですがメープルシロップが入っています。

画像9

1回目に作ったときに、ハンドブレンダーを使って混ぜたのですが、なかなかに重たくてブレンダーの刃がすごく悩みを抱えているような音を立てていたので、今回はピーナッツバターを取り出したあとのフードプロセッサーに頑張ってもらいました。

ハイパワーで、いい感じに混ざりまして、、、

画像10

画像11

画像12

型に敷き詰めて、カカオニブをトッピングします。
ちなみに、やはり生地は重たいので流れません。水分らしい水分はメープルシロップだけですもんね。
この状態で、190度に予熱完了してオーブンへ入れて20分焼く。

ちなみに、前回はホーローバットに入れて四角く焼きました。
ブラウニーといえば「四角く焼いてカットする」というイメージのはずですが、Natsさんのインスタの写真にあったように、ちょっと厚みのある仕上がりにしたかったのです。
そうすると、我が家には丸型しかないな、、、ということで、こちらは12センチの底が外れるタイプの型を使用しています。

焼き上がりの写真。いまいち、焼く前と違いがわかりづらいのですが、、、

画像13

画像14

こうやって、斜めから撮ってみると「焼かれた感」が出るかな。
そして、そうそう、これこれ、この厚みが欲しかったの♪

粗熱が取れてから、待ち切れずにカットしちゃいました。

画像15

あ!これは絶対に前回よりいい感じ♪ そして、そのまま味見に突入。
食感チェック、合格でしたー。嬉しい。

使ったチョコレートが「カカオ80%」というハイカカオなものなので、かなりビターな味わいになっています。
個人的には好みのテイストなのですが、もしもお客様にお出しするならば、もっとマイルドに作った方が喜ばれるだろうな。35%とか58%とかだと、もう少ししっかりと甘味も感じられるはず。

1日寝かすと、しっかりと落ち着いてカットもしやすくなりました。
こちら↓は、焼いた日にカットした断面

画像16

その裏側は、翌日にカットした部分になっているのだけれど、綺麗にナイフの刃が入りました。(齧ってあってすみません。断面の違いを後で気がつきました)

画像17

一晩寝かせれば、こんなにきれいにカットも出来る♪
これだったら、スティック状にカットしてラッピングとかも綺麗に出来そうですよね。

出来た、出来た!納得の『さつまいものブラウニー』です。
小麦粉不使用でグルテンフリー、砂糖不使用、油脂の添加なし。
さつまいもの自然な甘さをいかしたおやつです。

日頃、小麦粉もバターもチーズもお砂糖も、、、
「美味しさに勝るものはない」と、さほど気にせず使っているのですが、たまにこんな風にヘルシーなものに心が揺れます。
でも、ヘルシーに寄りすぎて「それって、美味しいの?」と疑問に思えちゃうものは試してみたくならないのが正直なところ。
今回のこちらのレシピはそれがなくって、大好きなブラウニーが、大好きなさつまいもで作れちゃう!ということに興味津々でした。
どうなの?どうなの?とワクワクしながら、楽しくヘルシー。

試してみたくなっちゃくレシピって、いいですよね。
Natsさん、あらためてありがとうございました。

そして、興味を持たれた貴方
どうぞ、お試しくださいねー♪


サポートいただけると嬉しいです^^