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【レシピ】シナモンレーズンを入れた鬼まんじゅう【愛知名物】

蒸しても焼いても煮てもスープにしても美味しいさつまいも。
子供の頃から大好きです。
保育園の芋掘り遠足も楽しかったし、祖父母が畑で作ってもいたので家族で芋掘りもやりました。尻もちつきながら頑張った!
おうちでは手軽な「蒸かし芋」を一番食べていた記憶があります。

そんな蒸かし芋のおまんじゅう。
“鬼まんじゅう”は愛知県の名物なのですが、岐阜県生まれで岐阜県育ちの私も夫も慣れ親しんだお菓子。
それが愛知名物だとは知りませんでした。
普通にスーパーに並んでいたり、団子屋さんなんかで売られていたので。
でも、たしかに東京に出て来てからは、そんな「普段の場所」では見かけないなぁ。

それでは、そんな気取らない素朴なお芋のお菓子を作りましょう。

〈材料〉小さめのもの4〜5個分
さつまいも 200g
砂糖 30〜50g
塩 ひとつまみ
小麦粉 50〜70g
レーズン 20g
シナモンパウダー 小さじ1/2


〈作り方〉
1.さつまいもを1〜1.5センチ角にカットして15分ほど水にさらす
2.レーズンに熱湯を回しかけ、軽くキッチンペーパーで水気を取ってからシナモンパウダーをまぶす
3.さつまいもの水気を切ってボウルに入れ、砂糖と塩を加え、砂糖が溶けるまで放置(10〜15分程)

↑さつまいもに砂糖をまぶしたところ。さつまいももレーズンも水気は切りたいけれど、余計な乾燥はさせたくないのでラップをしています

4.3のボウルに2のレーズンを入れてざっくりと混ぜてから、小麦粉をふるい入れ混ぜる
5.適当な大きさにカットしたクッキングシートの上に4の種を4〜5等分してのせる 


6.湯気の上がった蒸し器で15〜20分程蒸したら出来上がり

1時間ちょっとで作れちゃう手軽なおやつ。
今回はきび砂糖を使っていますが、白いお砂糖でももちろんOK!
シナモンパウダーをまぶしたレーズンを入れることで、ちょっと大人な味わいになっているところがポイントですが、入れないでシンプルに作ることも可。単純にレシピから外してくださいね。
レーズンが甘味を補っているレシピでもあるので、入れない場合はお砂糖を気持ち多めに入れた方が美味しいのかも?
でも、この辺りはお好みです。私はレーズン入りの場合は、お砂糖35gくらいで調整しています。
小麦粉もそう。たっぷり入れれば「おまんじゅうの生地」感のある仕上がりになりますし、少なめならば、薄い生地のお芋感ゴロゴロに出来上がります。
あまり少なくし過ぎると、クッキングシートに乗せるときにまとめにくいので減らす際はほどほどに。

さつまいもは皮を全部剥いてしまうと、綺麗な黄金色に仕上がりますが、私は半分くらいは残しておいて皮の色も見せたい派。
お芋の大きさもやや大きめにカットしたい派ですが、これも好みです。
小さくカットすれば、蒸す時間も短く出来るし、急いでいるときはいいかも?

今回は大きめカットのさつまいもを少なめの小麦粉でまとめて、小さめサイズで作りました。


シナモンレーズンといえば、、、ベーグル!
というイメージが私にはあるのですが、シナモンレーズンのベーグルといえば「クリームチーズ」という連想ゲーム。

蒸し立てほかほかの鬼まんじゅうにもクリームチーズをトッピングして、エスプレッソと一緒におやつタイムを楽しみました。

子供の頃からの懐かしいおやつがちょっとおしゃれになって帰ってきたみたい。
キッチンでしゅんしゅんと蒸し器から湯気が上がるのもこの寒い時期にはいい眺めです。
さつまいもの美味しい季節に、どうぞご自宅でお楽しみください♪

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