【野上さんの】オートミールとチョコレートのクッキーを作る【レシピ】
オートミールが入って、ザクザク食感のクッキーが焼き上がりました!
外出自粛、学校は休校、増えたおうち時間を使って、お子さんと一緒にクッキーを焼いている方がとても多くいらっしゃるようです。
スーパーの小麦粉が品薄になっていたり、ホットケーキミックスを使って型抜きクッキーを作ってみたら、膨らんじゃって「型抜きした手間」が台無しになったり、という投稿をあちこちでみかけます。
私もクッキー大好き!
自分で作ったものも、お店で購入したものも、どっちも好き。
ちょっと何かをつまみたい、という時にちょうどいいですもんね。
先日の「ピエール・エルメ」のガトーショコラのレシピと同じように、こちらもTwitterに流れてきた魅力的なレシピです。
弁当家の野上優佳子さんが紹介してくださいました。
素朴な表情でこんがり焼けたクッキーの写真に続いて、材料と作り方を書いてくださっているんです。
わー、これは美味しそう!
焼きたい、食べたい、ということで早速チャレンジです。
<材料> 野上さんのレシピをもとに、、、
無塩バター 120g、きび砂糖 70g、全卵 1個分
全粒粉 80g、薄力粉 70g、シナモンパウダー 小さじ1/3くらい
オートミール 80g、ダークチョコレート 50g
※これで直径6cmくらいのクッキーが17枚焼けます
きび砂糖の計量をしながら、、、80gは多いかな?と思えてきたので、10g減らして70gにしています。チョコレートも入るしねぇ、と。
全粒粉と薄力粉の割合は両方を足して150gになればいいわけなので、好みの割合で調整。やや全粒粉多めにしてみました。
オートミールはちょうど、中途半端に残っていた挽き割りタイプのものも合わせて80g用意しました。
<作り方>
1.室温に戻したバターを木べらで練り、きび砂糖を加えてさらに練る
泡立て器を使わなくていいというのが、とても好き!
バターが泡立て器のワイヤーの中に入り込んでしまうのがとても憂鬱なのですがよね、いつも。。。でも、木べらだとそんなことは当然、気にならない。そして、多少バターが最初硬くっても、木べらだとへっちゃら。
2.全卵溶き卵を1のボウルにくわえる
卵は念の為、室温に戻しておいた方がいいし(バターとの分離を避けるため)、入れる時も一度に全部入れてしまわないで、少しずつ、3〜5回くらいに分けて入れた方が安全なんだろうな、と思います。
まあ、でもそんなに神経質にならなくってもいいのかも?
とにかく、まぜる。まぜる。まぜる。
3.粉類、オートミール、チョコレートを投入。そして、まぜる
あらかじめ、全粒粉と薄力粉は計量した際のボウルの中でフォークなどを使って、しっかりと混ぜておきましょう。
あとは全体を木べらで混ぜながら、オートミールとチョコレートがそこそこ偏らずに混ざっていればいいよね、くらいの気持ちで混ぜます。
4.混ぜた生地を冷蔵庫で30分休ませます
すでにザクザクごろごろ感があります。そして、ねっとりとした生地。
ボウルにラップを張るのではなくて、生地の乾燥を防ぎたかったので、生地に直接ラップを軽くあてて包み、冷蔵庫へ。(ラップの上からさらに鍋の蓋も被せましたが、それは個人の気質によるものです。神経質派の行動)
休ませている間に、洗い物をしたり、天板にクッキングシートをひいたりと続いての準備。。。
ご自宅のオーブンの予熱に時間がとてもかかる、、、という場合は、予熱も始めちゃってくださいね。
・・・・・ 30分経過 ・・・・・
5.冷蔵庫から生地を取り出すと同時にオーブンを190度で予熱スタート
6.生地をスプーンなどですくい、手に取ったら軽く丸めて天板の上に落とし、軽く真ん中を凹ませるようにギュッと押して成型し、生地を並べていく
我が家の場合は「シルパン」という繰り返し使える網目状のシートを天板に敷いているので、網目の生地が入ってしまうのを防ぐために、上からギュッと押さえずに、手の中で形を作ってから並べています。
クッキーの縁もきれいに整えず、ちょっとゴツゴツしていた方が雰囲気出ますよね。
7.予熱の終わったオーブンに天板を入れて、温度を180度に落としてから15〜18分焼く
おお、美味しそうな色に焼けていますよ♪
我が家のオーブンでは天板2枚になったので、10分経過した時点で上下の天板を入れ替えました。その後は、どちらも焼き色を見ながら時間調整。
クッキーの縁がこんがりと色づいてきたら、そろそろ、、、という感じでいいかと思います。
8.焼き上がったクッキーを網にのせて冷ましたら、完成
ザクザククッキーですが、焼きたては当然、熱々で蒸気も含んでいてふにゃふにゃしています。冷めるとしっかりと締まって、バリザク食感に!
全部で17枚焼けましたよ♪
シルパンで焼いているので、裏がこんな風に網目状になります。
余分な油が落ちることでサクッと感が増すというメリットがあるのですが、それよりもこの「裏の模様」がお気に入りなんです♪
そして、チョコレートですが、こちらを使っています。
ベルギーのブランド『ブシャール』というチョコレート。
こんな風に個包装になっていてるから普段のおやつにぴったりで、仕事の時なんかにもポーチに2個くらい入れて、食事のタイミングがないときなどはこれを食べて乗り切っているのですが、カカオバター100%、72%のハイカカオということで製菓用にも使っちゃってます。
『成城石井』で買っていますが『コストコ』にもあるようです。(うちの近くにはコストコがないので実際に見たわけではありませんが)
このチョコレートを今回はチョコチップサイズになるように、パキパキと手で割りました。先日のガトーショコラの際は、このタブレットサイズのままで湯煎にかけました。
野上さんのレシピからお砂糖を少しだけ減らし、チョコレートはダークにしたということで、こういうビジュアルのクッキーから思い描く「うーん甘い!アメリカーーン!!」という感じではなく、なかなかビターなザクザククッキーに仕上がりました。
“STAY HOME”な夫と奪い合いながら、食べております。
野上さん、素敵なレシピをありがとうございました^^
25年以上も焼き続けている、というレシピには不変的な美味しさがある。
そして、世代を超えて「美味しい!」と思える味がそこに、約束されているんだなぁ。
サポートいただけると嬉しいです^^