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今日の糧

 皿うどんをたべた、美味しかった、朝はベビー甘食だった。
という話が今日の糧とつけたタイトルというわけでもないのだが、
人はその日その日を生きる上で、糧にしている物があるってことだった。
 例えば僕は今日の糧にしてきたものが一杯あったが、
今まででとにかくそれだけ見ていれば気分が良くなったもの、
自分の糧として進むのに必要だったものを考えると、
やっぱり人との交流が一番、自分を前向きにしてくれたのは確かなのだ。

僕は勇者融合ブレイブンという漫画を描いている、
そのマンガはどんどんと色んな人に広まっていくといいなと、
思ってはいるが、同時に人に薦めにくい漫画として、
聖本物川語りというものがある、
それは本物川という概念とその概念を支えていた、
人達の取り組みのようなものからエネルギーを受けて、
ひたすらに執筆を続けていたことだったのだが、
ある日を境に繋がりが切れてしまった。
 ようするに本物川という概念だけでは、
今日の糧として生きることが出来ないと、
悟った瞬間があったのだ、それは喪失からだった。
 そして僕は集団的無意識の中で、ひどく後悔し、
自分が全ての元凶であるような錯覚に囚われた。
 どういう形でかは知らないが、とにかく僕は、
日常からどんどんと切り離されていく感覚に陥った。

 さて、と、分かるか分からないかは知らないが、
人間はキラキラしてるものとか、
輝いてるものパワーを感じるものに自然と集まるものだ、
僕にとっては本物川がパワーを感じるものだったので、
聖本物川語りというものを描いて、発表した。

聖本物川語りで検索すればFC2のホームページで、
連載されてる作品にたどり着くことがなんとか、
出来ると思うが、何せ、マイナーな作品であるし、
ページ数も膨大なので一気見するのは難しかろう、
それでも自分はそこから力を得たことは確かであり、
誰もが考えるだろう元気を果てしなく得たのだった。

 で、と、僕は思う所には、
人と交流しているうちにその人の魅力によって、
自分の創作活動が引き上がる経験というのを、
繰り返すことにより、人間は成長できると確信している。
 つまり魅力が感じられなくなった瞬間、
今日を生きる糧を失うというわけであり、
そのような状況に陥らない為にも、
僕らは魅力を常に、複数の人や物から受けなければならない、
このため、僕は失敗しないために、自分の運命を、
閉ざしてしまわないために、もっと魅力を受け取る機会を、
増やしていきたいと考えている。

 それがネットであっても、
どのような媒体であっても同じで、
自分が好きになれるものや人に、
見てもらえるという心で取り組むことが出来れば、
好循環が生まれると成長できると知ったからでもある。

 僕の旅は続くが、これからも応援していてほしい。




おしまい

いただけるなら、どこまでもおともしますとも!