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今年度見たアニメ・マンガ ベスト3

はじめに

 新型コロナウイルスが日本でも流行り始めた2020年1月、私は東京の私大に入学が確定していた。3月になると、本格的にウイルスが流行し始めて、私の華やかな(?)キャンパスライフは「自宅」でのニート生活に変貌した。

 暇になった私はサブスクリプション型映像サービスを利用し、アニメや映画を見るようになった。これはこれで割と良い生活がであった。

 そこで今年度(2020/04~2021/03)視聴したアニメ及び読んだマンガの中で特に面白かったものトップ3をランキング化して紹介しようと思う。

 その前に次章で今年度見たアニメ・マンガを一覧にまとめておく。

今年度見たアニメ・マンガ一覧

アニメに関しては見た場所を以下の記号で表します。
Abema:A
Netflix:N
Hulu:H
映画館:映

アニメ一覧(思い出した順)

・サマーウォーズ (H)

・盾の勇者の成り上がり (H)

・老人Z (H)

・PERFECT BLUE (H)

・十二国記 (H)

・新世紀エヴァンゲリオン (N)

・新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に (N)

・新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2 (N)

・エヴァンゲリオン新劇場版:序 (A)

・エヴァンゲリオン新劇場版:破(A)

・エヴァンゲリオン新劇場版:Q(A)

・シンエヴァンゲリオン劇場版:|| (映)

・Dr.STONE (N)

・ヴァイオレットエヴァーガーデン (N)

・詩季織々 (N)

・転スラ (N)

・幼女戦記 (N)

・風の谷のナウシカ (映)

・もののけ姫 (映)

・ゲド戦記 (映)

・涼宮ハルヒの憂鬱 (H)

・約束のネバーランド (N)

・五等分の花嫁 (N)

・呪術廻戦 (N)

・YAWARA! (H)

・鬼滅の刃 (H)

・エロマンガ先生 (N)

マンガ一覧(思い出した順)

・ファイアパンチ

・チェーンソーマン

・鬼滅の刃

・呪術廻戦

・二月の勝者

・HUNTER×HUNTER

・新世紀エヴァンゲリオン

・重版出来

・風の谷のナウシカ

・SPY×FAMILY

・辺獄のシュヴェスタ

・血の轍

・サツリクルート

・アオアシ

・自殺島

・ホムンクルス

・響〜小説家になる方法〜

・BLUE GIANT

・坂道のアポロン

・昴

ランキング:アニメ

 タイトルが重複するもの(「涼宮ハルヒの憂鬱」と「涼宮ハルヒの消失」など)はその中から一つだけランキングに入れるようにした。

第3位 詩季織々

 新海誠の弟子が製作した3本の短編映画を一本の映画にまとめたもの。

 ネタバレを回避するために、概形だけ紹介すると、

 1本目 陽だまりの朝食→ビーフン

 2本目 小さなファッションショー→モデル姉が妹の作った服着る

 3本目 上海恋→録音テープが繋ぐ男女の恋愛物語

 といった感じである。

 正直1本目の短編は面白くなかったが、3本目の短編は新海ワールドに近い感じがして新海ファンの私としてはとても楽しめた。

第2位 もののけ姫

 言わずとも知れたジブリの名作。

 個人的にはサンとアシタカの恋愛物語よりも宮崎駿の作り出した自然の荘厳さに心惹かれた。

 自然に対抗する愚かな人間、それに怒る自然という対立構造から改めて自然の恐怖を感じとることができた。日本人だから生み出せた映画だと誇りに思う。

 詳しくは以下note参照。

第1位 新世紀エヴァンゲリオン(旧エヴァ)

 精神的にキツいシーンも多く、非常に体力を使うアニメ。

 見た後は必ず数日は引きずる。「劇場版エヴァンゲリオン Air/まごごろを君に」を見た後は特に酷く、塾での授業中に、あるシーンがフラッシュバックしてそっちに思考を奪われかけた。

 しかし、あの陰鬱な世界観は私を惹きつけてやまない。毎話ワクワクしながら画面に齧り付いていた。

 新エヴァのテーマが「希望」であるのに対して、旧エヴァのテーマは「絶望」であった。

 世界が絶望に飲み込まれていく感覚をぜひ味わってみて欲しい。

ランキング:マンガ

第3位 血の轍

 過保護な母親(毒親)が息子を洗脳していく話。

 この作者はストーリーの展開の仕方がとても上手い。

 息子、すなわち読者からの視点を巧みに利用し、初めは母親がまともに、中盤になると母親が異常者に見えるように話を構成している。

 また、画力も素晴らしく、見ていて飽きない。

第2位 チェーンソーマン

 チェーンソーの悪魔であるデンジが「チェーンソーマン」となって様々なものと戦う話。

 主要人物がどんどん死んでいくため、ストーリー展開が早く、飽きずに読み進められる。そのため、メインストーリー(?)は11巻で完結した。

 そこで下ネタぶち込んでくる必要あるか?というくらいぶっ込んでくるが、それが藤本タツキ先生の作風なのだろう。同作者による「ファイアパンチ」を読んでいても同じように感じる。

 また、アニメ化も決定しており、「このマンガがすごい!2021」でもオトコ部門1位に選ばれていることから今最も注目されている作品の一つであるといっても過言ではない。

第1位 風の谷のナウシカ

 この風の谷のナウシカは映画の方ではなく、宮崎駿監督が映画製作後に書き下ろした「原作」の風の谷のナウシカである。

 全7巻から構成されており、映画の内容は2巻までに完結する。これを知ればいかに原作のナウシカが広いスケールの物語であるかということが分かるだろう。ちなみに、ナウシカファンの間ではエヴァンゲリオンが完結したら庵野秀明が「シンナウシカ」を作り始めるのではないかという噂が囁かれている。

 ちなみにストーリーは映画でお馴染みトルメキアと不思議な力を持つ土鬼(ドルク)の戦いを中心に描かれる。その中で腐海の真実に辿り着くナウシカがどのように行動していくのかということを考えながら読み進めていくと面白い。最近のマンガとは比べ物にならないくらい作り込まれていて、色んなことを考えさせられる。

 大変面白い作品ではあるが、「キャラクターの動きがわかりづらい」という難点がある。私の想像力が足りないせいかも知れないが、私はこの作品はコマとコマの繋がりがわかりにくいように感じた。通常のマンガではキャラクターの動きが「コマの連続性」によって表現される。しかし、この作品ではそれが感じられず、キャラクターの動きがわかりにくくなっているのである。

 読んで損は無いと思うので、是非書店で購入して欲しい。

おわりに

 記事で取り上げなかった作品も全て面白かったので、一覧に気になるタイトルがあれば、是非見て欲しい。

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