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統計調査士試験-傾向と対策(笑)

ご報告

 私事ではございますが、この度「統計調査士試験(CBT方式)」に(ギリギリで)合格したことをご報告させていただきます!!

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 見事にスレスレ合格ですね^^;

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 緑色の手帳型認定証が貰えるぜ!!!!!ひゃっほい!!!
 ということで、今回は超ギリギリ合格を果たしたこの私がマイナー資格である「統計調査士」の試験概要やその対策に関してお話ししていきたいと思います。

試験概要

①統計調査士試験とは?

公的統計に関する基本的な知識を正確に認識し、公的統計を適切に利用する能力を評価する検定試験です。(引用)

②求められる能力
 統計調査士試験で求められるのは、統計検定3級合格程度の基礎知識+社会人に求められる公的統計の理解とその活用力です。
 統計検定3級は主に高校数学I・Aレベルの統計的知識を問う資格試験です。つまり、「データの分析」や「場合の数と確率」の範囲が中心の試験です。これらの知識に加えて統計法規や統計の役割に関する知識が出題されます。(詳しくは以下ページ参照)

③難易度
 高校生でも8時間の勉強時間で合格できたという話(以下参照)もあることから、難しい資格ではないということが分かるでしょう。
 また、統計調査士の直近五年間の合格率は平均して50%を推移していることからも難しい資格ではないということが分かると思います。

④合格すると…

合格することで
(ア)取得する過程で有用な知識を体系的に整理して獲得できる、
(イ)自信と誇りを持って統計調査業務に取り組める、
(ウ) 公的統計に係る知識と能力が客観的に評価される
(引用)

 以上の3つの能力が得られます。ちなみに就活では話のタネにはなるかもしれませんが、あまり役に立たない資格であると断言してもよいでしょう。

プロフィール

 この資格を受験する以前に私がどの程度統計について知っていたかということは下記に記述する勉強法がこの記事を読んでいる方々にとって本当に適切かどうか知るために必要な情報であると思うので、私のプロフィールを簡単に記述します。

①基本的な情報
職業:私立文系大学の学生
性別:男
年齢:19
受験理由:「統計調査士」っていう資格名がかっこいい。「統計調査」について学びたい。

②「統計」との関わり
統計検定3級+αの数学的知識
「統計調査」に関する知識はほぼ0

勉強法

①使用教材
 使用したのは立教大学が出版している「統計調査士試験 対策コンテンツ」と「公式過去問題集」の2冊です。

②出題傾向
 過去問を解いていて出題内容には以下のような傾向があると感じました。

テキストを読めば絶対に解ける問題 7割

普段「統計」に触れていないと解けない問題 3割

 テキストの内容を大まかに暗記していれば合格点を取れるということですが、安定してテキストに関する問題に全問正解できるとは限りません。だから、この試験ではテキストを暗記し、残りの3割の問題をいかにして獲得していくかが合格のカギになります。このことを踏まえた上で勉強法を記述していきます。

③勉強法 
 以下の手順に沿って勉強を進めていくのがおすすめです。

(1)テキストを読み込む
 まず、立教大学の対策コンテンツを2周します。また、所々に問題演習があるので、それにも取り組みましょう。統計法や統計調査員の仕事に関する内容は頻出なので、特に注意して読むようにしてください。

(2)過去問を解く
 テキストの内容をだいたい把握出来たら過去問を解きます。テキストを読み込んでいても解けない問題があると思います。これが残りの「3割」の問題です。これらの学習に重点を置きつつ、問題を解きながらテキストの範囲を復習していきましょう。2周できるとベストです。

(3)+αの統計学習
 上記2点の学習が一通り終わったら「3割」を頑張って取るための勉強に移ります。統計史や統計法、主要な一般統計などが含まれます。以下に有用なコンテンツへのリンクを貼っておくので、是非活用してください。また、当然ながら以下のコンテンツだけでは「3割」を網羅することはできません。普段から興味を持って統計資料を読んでみたり新聞の経済面を見て様々な統計に触れることで「確実な」合格を掴み取ることができると思います。

主要統計データ

統計史概説

話題の数字

統計法

今後の目標

 今後は11月に行われる「専門統計調査士」試験合格に向けて9月か10月に統計検定2級を取得する予定です。頑張りやーす。

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