出来事
二度寝をした。
「8:36」に起きた。
今日は職場から復職に向けた事前面談の呼び出しがあったので、近所のカフェまで足を運ぶ。
だらだらと準備をして「9:37」に家を出る。
クソ暑い中、とぼとぼ歩いた。
「今日は猛暑日」
朝のテレビ番組で気象予報士が語気を強める。
久し振りの東京の日中。しかも、気温のピーク付近の時間帯に外に出たので身体に堪える。軽く目眩。
Zoomではいかんのか。恨めしく思う。
ささやかな反抗
休職中なのに呼び出されることに段々と腹が立ってきた。そもそも面談中は賃金が発生するのか?と心の中で反骨精神がむくりと起き上がる。
友人Yからいつかの誕生日に貰ったプレゼントが思い浮かんだ。アレを使うときが来たようだ。
「週休七日靴下」
こんなふざけたものを足元に仕込んでいるタワケは、この世界広しと言えども私ぐらいであろう。
これは職場へのささやかな反抗であり復讐である。
心の中ではこんなに馬鹿にしているぞと。
面談
滞りなく終わった。復帰後の処遇についてもそんなに悪くない条件を打診された。とりあえず、来週いっぱい検討するということにした。
どんな戻り方をしたとしても、文句を言うやつは文句を言うので自分の好きにしてやろうとも思う。
が、どうなんだろうか。一応私にも良心がある。
悩ましいね。
暑さ
度を越してはいないだろうか。ただ歩いているだけで汗が流れ落ちる。もう地上は人類が生きてはいけない環境なのではと錯覚する。
しかし、よりにもよってこの気候の中、食料品とトイレットペーパーと米びつを購入して両手に抱えながら帰ってきた。
行きの暑さのせいで判断能力を司る神経回路が焼き切れたのかもしれない。意識が朦朧となりながらも帰ってきた。
もう地球はダメみたいだ。月の裏側へ行こう。
夕下がり
これもまたYから貰った凍頂烏龍茶をフレンチプレスで淹れて、氷たっぷりのグラスに注いで飲んだ。あっさりとした口当たりで夏にぴったりのお茶。
これを飲みながら、好きな音楽を流しつつ読書と洒落込む。実家から持ってきた風鈴の音色も心地いい。心が落ち着く。
夕方のチルタイムのお陰で今日はギリギリ良い日。
ささやかな反骨精神
休みなれども
職場から呼ばれ
腹立てる朝
ささやかに
くるぶしに隠す
メッセージひとつ
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