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記憶

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架空で空想で夢で現みたいなもの
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#一度は行きたいあの場所

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大学2年の時分。全休日の深夜1時。

早朝から万年床で惰眠を貪っていた私に友から電話が入った。どうやらバイト先の女性に酷く振られてしまったらしい。

大学時代の私は大変ノリが良い性格だった。
が、何よりも誰よりも惰眠を愛していた。
ので、正直言って面倒くさかった。

私は眠たい頭をもたげながら煙草に火をつけ可能な限り時間をかけて彼の住むアパートへと向かった。

アパートに着くと、彼は車に乗り込んで

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