昭和の女の教育は通用しないのか?
ただいま、本業のガイドのお仕事がないため、あらゆる仕事を模索しており、オンラインツアーなどもやりながら、9月より、バルセロナにて、サッカー少年の身の回りのお世話をしています。出稼ぎです。(-。-;
大好きな猫ちゃんともお別れが辛く、なんともいえないのですが、生活のため、
アンダルシアの田舎を飛び出し、スペインでも一番オシャレ??かな?ま、そうかな?笑…のバルセロナ滞在11日目。
何をしているかというと、ご飯作って、お掃除洗濯などなどです。メインは、ご飯作ってるのだけど、これがむずかし😭
私は、幼い頃、食事の時は、家族一緒、お父さんが帰ってきてから食卓にて一緒にたべます。(これ当然と思ってたけど、そうでもないらしい)その上、絶対の正座。小学生ながら、足首に座りだこ(体重が重たかったのか?😂)ができるほどの生活でした…ほうれん草を残すと、ポパイになれないよ?とか、関係ないけど、トイレ掃除をすると綺麗な子供が生まれるとか、嫌なことを率先してやることで、いいことがある的な感じで育てられましたが…
この教育方針に間違いはないと思うし、婆様ありがとう。って思います。
今は、嫌なことはさせない?嫌いなものは食べさせない?って感じなのかな?
食卓は、いつも茶色で、里芋の煮っ転がし、大根にしめ(筑前煮)。などの田舎料理。 あじなどの刺身プラス、お茶漬けで蒸らしてみたり、思えば酒飲みメニュー。笑 爺様が毎晩、晩酌のつまみで、小皿が最低3皿とメインのおかず、漬物って感じだったなー!!婆様は、たいそう料理が上手で、近所の人も親戚も、ここの料理は美味しいと言って喜んで食べにきていたし…
たまに、近代的な、その頃で、言うと、ファミリーレストランなどで食べられる?洋食屋メニュー…?が食べたくて仕方なく、それでも、ハンバーグとか、作ってもらうのも、美味しいもんで、1個、2個、3個ともりもり、だから、いつも太っちょでした。
でも、あまり好きでない、おキュート(九州地方の草?をところてんのようにしたもの)は食べられなかったなー。
口にはしてみたけど、吐き出して、今は、食べたくて仕方ないけど笑。
嫌なものでも、とにかく一口でも、食べて、嫌いなものを無くすという感じの家で育ったわけです。
よその家の、ハイカラ?洋食の料理が羨ましくて仕方なかったけど、今思えば、最高のご飯を食べて育っていたのだな〜!!
日本人の食への追及は、テレビを見ていても、すごいって思うほど、悪くいえば貪欲。つまり、技術を磨き、美味しいものが多いのはそんなところからなんだろうなー笑
美食を追求する北スペインも貪欲ならではの美味しさ。
しかーし、自分に美味しいものを食べてばかりはいられず、栄養面考えながら、頑張って作ってみるも、どうやら、最近の子供たちは、無理に食べさせないらしい。なんでー?不思議?どうして?
バスケットボール部の部活の時も、みんな残さず食べてたような?あのまずい学食のメニューもみんなガッツリ、なんでも食べてたよねー?
ま、誰しも嫌いなものはあるけれど、昭和の食生活風景のように、彼らに強制はできないらしいです。だからこそ、いい体の選手が生まれるのかな?それとも、和食が体に良いのか?今後大きくなった時にどうなるのか?
アンダルシアのお母さんは、みんな甘くて、大人になっても玉ねぎを食べない息子たちがうじょうじょいる。だけど、外での食事の時は食べてるのにー。ただわがままなだけなのだろうか?それをみて、いつも、食べろーと心で叫んで降りますが……
生活習慣の違うここスペインで、親元を離れて頑張ってる少年たちには、なんとか、元気づけたいと思うのですが、思うように食べてもらえないのは、かなりのショックで、一生懸命作っているに涙が出てくる思いです。
あー私もいつも家で食べないようになった頃があった時、うちの婆さまは悲しかったんだろうなー。本当に、ごめんねーと。今になって思います。
彼女の残した言葉のの一つに、子供を産まなかったとしても、養子縁組してでも、子育てはしたほうがいいよ!!って言ってたなー。確かに、親の(今はなんちゃって親だけど…)気持ちになると、いろいろわかるものなんだなー。学びもおおし!!
でも、昭和の時代が恋しい私です。
遠い目をして、昭和レトロを思い出しております。
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