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《BTS好きなら、アートも好きになろう》BTS リーダーRMのアート大好きの話

 最近、K-POPアイドルスターが、韓国内外の現代美術や芸術に興味を見せているのを知っていますか?

 その中でも韓国のアート業界で、もっとも注目されているアイドルは、なんと言ってもBTS(防弾少年団)のリーダーであるRM!

 RMは、時間さえあれば現代美術のギャラリー巡りをするほど現代アートが大好き! RMのインスタを見るとほとんどアート関連である。

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(写真:RMインスタグラム)

 韓国では、BTSのファンクラブである「ARMY(韓国語でアミ)」が、RMが訪れた展示会を追っかける「防弾ファンのアートツアー(방탄 덕후 미술 투어)」との新しい造語まで作って、RMが訪れたギャラリーを訪れ、RMがインスタなどで紹介したアーティストに対しての勉強会なども行っている。なんと知的なファンたちである~~!


 去年(2021年)6月、RMがファン ミーティングの直前に訪れたプサン私立美術館の “スペース、李禹煥(日本の現代美術の大きなムーブメントであるモノ派の理論を整理した韓国のアーティスト)展”には、RMの訪問後観覧客数が2倍ほどに増え、同展示のキューレーターの増員を考慮したほど。

 RMのアート愛に関して首をかしげる人も一部ではいたが、RMが単純なギャラリー巡りを行っているだけではなく、彼のアートに対する知識や審美眼が本物であるとの証言が続々出ている!

 展示会に訪れたRMとお話をしたことのある韓国の国立現代美術館長は、

 “RMが現代美術に関して、専門家顔負けの知識を持っていることに驚いた。すでに絶版されたアート関連書籍を古本屋見つけ出し、韓国でもよく知られていなかった越北したアーティストに及ぶまで深く勉強している”

ことを明かした。

 またさらにRMの尊敬すべきところは、彼がアート鑑賞をし、コレクションするだけに留まらず、2020年9月、自身の誕生日を迎え、韓国の国立現代美術館に1億ウォン(約900万円)を寄付し、美術館へのアクセスが困難な韓国全国の山間地域の図書館と学校にアート図録4000冊を配布。アート教育の死角をなくし、より多くの人にアートに触れてもらう活動にも参加しているとのこと!さすが~~~。

 RMのコレクションは、主に韓国の現代アーティストの作品を中心に行われているのも注目したい。現在世界のアート界において存在力を現しつつある韓国アート(K-ART)への影響も期待できる。

 ではでは、次回からは、RMがコレクションしている韓国や海外のアーティストやRMが頻繁に訪れる韓国のギャラリー、そして現代アート事情に関して、追っていきます!

 RMが愛するアートを通して、RMの感性により近づいてみようではないか~~~

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