「休出」か「徹夜」か?という昔のお話
「働き方改革」と叫ばれるようになって、エンジニアの働く環境はよくなったのでしょうか?
「エンジニア」と言っても、いろんなカテゴリのエンジニアがいるので、全てを大きな主語では語れませんが、ここで、私が語るエンジニアは、私の経験から語っていて、そしてその経験を漫画にしています。
ちょっと面白くするために、時々大げさな表現にしていたりしますが。。。
2000年あたり?今から19年くらい前ですね。
ちょっとITバブルがきてて弾ける前くらいの頃、業務委託契約で、とある大きなSIerに常駐して「インターネットプロバイダーの課金システム」を開発していました。
大きな商社の一大事業だった記憶があり、かなりの大金が動いていたのでしょうね。プロジェクトの人数は多い時でフロアの半分を占めていて、80名くらいいた気がします。
本来目的としていた、リリースから数ヶ月遅れで進行していて、連日夜中の3時くらいに帰って、また翌朝の9時くらいまでには出社する日々。
それこそ、帰るのが面倒になって、その辺の椅子をつないで寝ていました。
そんな光景がどこかしこにもあって・・・・
「ブラック企業」だとかいう言葉もなかった頃ですね。
よくわからないから、IT業界ってこんな感じなのか、くらいに受け止めていましたね。
それはもう「昔の話」です。
今は、改善されているのでしょうか?改善されていることを祈ってます。
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漫画では、こういう「働き方革命何処吹く風」、みたいな4コマも多いのですが、そういう時代があったんだねー、怖いよねー、くらいに読める時代になっているといいなと思っています。
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このマガジンでは、こんな感じで、今まで東洋経済オンラインで連載していた4コマ漫画の背景を書いています。
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