胃腸の疲労原因と対策
こんにちはbody∞infinity(@body8infinity)の
中野です。
現代において、胃腸に何かしらの不調を抱えている人は多いのではないでしょうか?
胃腸は働き者!
内蔵は24時間休むことなく「消化」「吸収」「排泄」といった作業を行っています。全て無意識・意図的にコントロールしなくても常に働いてくれています。
その作業量は身体の働きの中でも大きなものと言えます。それゆえに、そこには「負担」も生じています。
胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・膵臓・腎臓など全ての臓器が健康に機能している状態であれば、まだこの「負担」も分担出来ます。
しかし、特定の臓器の機能が低下している場合などは、他の臓器に負担がかかってしまったりすると「不快な症状」として表れてきます。
また、消化の悪い食べ物を食べたり、ストレスなどによっても内蔵に負担をかけてしまいます。
胃腸は「食欲不振」「胃痛」「胃もたれ」「腹部の不快感」「吐き気」「腹痛」「下痢」「便秘」といった様々な症状で不調を示します。
腸の機能「脳腸相関」
最近では「脳腸相関」と言って、脳と腸は密接な関係性があることが最近では言われるようになっています。
脳と密接な関係があるということは「腸の不調が脳にも影響してしまう」ということになります。
最も著明な脳への影響は「メンタルへの影響」です。ストレス・メンタルの不調が胃腸に影響することを考えると、逆があることも当然だと言えますよね!
「食欲不振」「抑うつ」「不安感」「集中力低下」「睡眠障害」「活気が出ない」というメンタルの不調が関連する事は、胃腸の不調から来ることも可能性としてあります。
現代生活における胃腸疲労の原因
胃腸疲労の原因としては「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」といった栄養過多、また「不規則な生活習慣」「ストレスによる自律神経・ホルモンバランスの乱れ」「薬の副作用によるもの」などがあげられます。
薬に関しては、病院で処方される場合は、副作用に胃腸障害を起こす薬がある場合「胃腸薬」も一緒に処方されますが、市販薬を服用する場合もこういった胃腸の不調を招く薬は存在するので注意が必要です!
胃の不調!
胃の不調の代表例は「食べ過ぎ・飲み過ぎ」による「胃もたれ」です。
これは食べた量に対して「消化活動」が追いつかず、胃機能がオーバーワークになっている状態です。
また食べ物を「よく噛まない」ことも、胃液で食べ物を溶かすのに時間がかかってしまうために、胃に負担をかけ、オーバーワークを引き起こしてしまいます。
「暴飲暴食をせず食生活も乱れていない」「食べる時もよく噛んでいる」それでも「胃」の不調がある人は「ストレス」や「食生活以外の生活習慣乱れ」から「自律神経が乱れ」胃の機能低下につながっている可能性があります。
「胃酸の分泌」「胃の蠕動運動」というのは「自律神経」がコントロールしているからです。胃酸の分泌過多や胃の動きが悪くなると「胃もたれ」を引き起こしてしまいます。
もし、この「胃もたれ」が起床時に起こり、かつ休みの日には起こらない場合、仕事に対してや満員電車に対してなどの出勤ストレスが原因かもしれません。
起床時の「胃もたれ」に関しては、前日の夜の「食べ物」が関係してきます。寝る直前に食べてしまったり、消化の悪いものを食べると、身体は寝ているのに「胃腸は働いている」状態になり、胃腸は休まりません。当然、身体は寝ているので、消化・吸収機能は低下している状態で働くことになります。
睡眠中も胃腸が働いていると「自律神経の乱れ」にもつながります。その結果、朝起きたときも疲れが取れていないということが、起こる可能性があります。
胃に入った食物が腸に送られるまでは、食べたものにもよりますが、だいたい3~6時間かかります。なるべくこの消化時間を考慮し、夕食を済ませることをお勧めします。
腸の不調!
腸の不調でよく起こる不調の代表例としては「下痢」と「便秘」です。
「下痢」の場合は、食べ過ぎ・飲み過ぎ、アルコールやカフェインなど刺激物の取りすぎ、脂肪分・糖分の多い食物による消化不良、等があげられます。
「便秘」の場合は、食事のバランスが悪い、水分不足、運動不足、排便我慢、等があげられます。
便秘に関しては「毎日排便がある必要はない」ことも言えます。食べる物の量によっても排便頻度は変わってきますし、逆に毎日排便があっても「お腹が張っている感じ」などがある場合は「便秘状態」とも言えます。
胃腸に負担をかけない食事・食事方法
・胃腸のリズムで食事を行う!
食事時間は「毎日同じ時間」に行うことで、胃腸のリズムが整い、消化・吸収の働きがよくなります。胃腸の動きの良い時に食事をすれば、胃腸の負担は軽く済みます!
先ずは生活リズムを一定にし、毎日の食事時間を整える事が大切になります。
・よく噛むこと!
よく噛むことで、胃での消化活動の負担を軽減出来ます。よく噛むということは、意識しないと意外と出来ていないので、しっかりと意識して行いましょう!
咀嚼回数を意識的に少しでも多く増やして行きましょう!
・食事量は腹八分目!
胃腸に負担をかけないためには、胃の受け入れ能力を越えないようにしましょう!
そのためには、食べ物をしっかりと「味わう」ということです。しっかりと咀嚼し、舌で味を感じ、飲み込み、胃へ行くまでを「味わう」そうすることで「早食い」も防ぐことが出来ます。
満腹中枢は「胃腸が物理的に満腹」になるよりも遅れて感じるようになっています。早食いをしてしまうと「本当は満腹なのに食べてしまっている」状態になるので、ゆっくりと「味わい」ながら食べるのがよいでしょう!
ストレス対策をし胃腸に負担をかけない!
ストレス対策には色々な方法がありますが、最もシンプルなのは「疲れたら休むこと」です!
心身を休ませ、リラックスし、ストレスから距離を置きましょう!
<自己紹介>
こんにちは!
body∞infinityの記事に興味を持っていただきありがとうございます。
このnoteを通して一人でも多くの人たちが自分の体で自分らしい人生を送れるようになることを目的に活動しています。
あなたの健康に関するお手伝いが少しでも出来れば幸いです。
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