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内臓を温めるメリット

こんにちはbody∞infinity(@body8infinity)の
中野です。

今回は「内臓を温めることにより健康を維持する」ということについてお話をしていきます

内臓温度とは文字通り「内臓の温度」のことです
これは体温計で測れる「体温」とは異なります

体温計で測れるのは身体の「表面の温度」です
内臓温度というのは「体の奥の温度」ということのなります

体温計で測れる温度が36度と言っても、内臓温度が保たれているわけではありません。冷え性の人のほとんどが「内臓温度が低い」ことが解かっています。そして表面温度が正常でも「6割の人は内臓温度が低い状態」ということが言われています

内臓温度を上げるメリット

①免疫力アップする
 体調を崩しやすい人とそうでない人の差は何でしょうか?その差の大きな要因が免疫力です。免疫システムは、私たちをウイルスや病原菌から守ってくれます。この免疫が働いていれば、病気になりにくくなります。そして免疫力を高めるのに有効なのが「内臓温度を上げることです」

なぜ内臓温度を上げると免疫力が高まるか?内臓温度を上げると血流が良くなります。そうすることで血液中の白血球が働くようになります。白血球は免疫システムの主役なので、白血球が働くということは、ウイルスや細菌を撃退してくれます。

内臓温度を1度上げると、免疫力が5倍になるとも言われています。逆に内臓温度が1度下がると、免疫力が30%も下がります。しかし、現状では「何をもって免疫力とするか」ははっきりとした定義はないので、この数値に関しては曖昧な面もありますが、ただ内臓温度を上げると免疫力が上がることは確かな事と言えます

②がんの脅威を遠ざける
 がん細胞というのは、健康な人の身体の中でも1日3000~5000個作られていると言います。ではなぜがんを発症しないのでしょうか?それは免疫システムが、がん細胞を撃退しているからです。内臓温度が下がり、免疫力が低下すると、がんのリスクが一気に高まります。免疫システムが働きにくくなると共に、がん細胞は「低温を好む」という性質があるからです。

内臓温度が35度で、がん細胞が最も活発になります。内臓温度が低い状態は、がん細胞にとって最適な環境になります。逆にがん細胞は高温に弱いです。心臓や脾臓ががんにならないのは、他の臓器よりも高温だからと言われています。

③脳が活性化する
 脳の活性化には十分な酸素が必要です。そしてこの酸素と栄養を運ぶのは「血液」です。そういったわけで、血流が悪くなると脳に十分な酸素と栄養が回らなくなる=脳の機能が弱体化していく事になります。

血流の良さには「内臓温度」が関わっています。内臓温度が高くなると血流が良くなります。したがって内臓温度を上げると脳が活性化する事につながります

④心筋梗塞・脳卒中を予防する
 血流をよくすることで、がん以外の死亡原因2位の心筋梗塞、3位の脳卒中の対策にもなります。心筋梗塞も脳卒中も「血流が途絶えること」によっておこる疾患です。血流をよくしておくことで未然に防げる可能性が高くなります。

⑤基礎代謝が上がる
 病気の予防以外のメリットは、内臓温度はダイエットにも効果があります。ダイエットをしてもなかなか効果が表れない人は、基礎代謝が低い可能性があります。内臓温度が1度低下すると、基礎代謝量が15%低下するといわれています。これはカロリーに換算すると、1日おにぎり1個分になります。1か月分だとおにぎり30個分にもなってしまいます。カロリーにし5400kcalとなります。

内臓温度を上げることで基礎代謝が上がり、1日の食事量を変えなくても、消費カロリーが異なってきます。また、内臓温度を上げると、皮下脂肪ではなく内臓脂肪が落ちやすくなります。内臓脂肪は、糖尿病・高血圧・動脈硬化のリスクを高めます。内臓温度を高めることは、健康につながるということにないります。

<自己紹介>
こんにちは!
body∞infinityの記事に興味を持っていただきありがとうございます。
このnoteを通して一人でも多くの人たちが自分の体で自分らしい人生を送れるようになることを目的に活動しています。
あなたの健康に関するお手伝いが少しでも出来れば幸いです。
〈著者情報〉
中野洋平
1980年 福岡県生まれ
2004年 理学療法士免許取得 
     回復期リハビリテーション病院
     同財団の総合病院・訪問リハビリも勤務
2008年 保健医療学修士号取得
2014年 神奈川県整形外科クリニック
     運動器リハビリテーション立ち上げ
     (現在に至る)
2019年 メンタルトレーナー資格取得


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