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エジプトからの呼びかけ(9)

カルナックの第1塔門へと導くスフィンクス参道は、最初少し下り気味に傾斜しているので、第2塔門の辺りまで人が溢れている様子が見て取れる。人波に飲まれるようにして進んで行くと、大列柱室の巨大な柱の数々が眼前に迫って来て、その迫力に圧倒される。しかし、ガイドのムハンマドは、その途中で側面から外側に出て、外壁面にあるセティ1世勝利のレリーフの説明をした後、思いがけない方向に歩き始めた。

*本記事は2010年7月30日配信のメルマガ『Happy シンクロ Days♪』Vol.30に掲載された記事を一部修正したものです。尚、本文中の情報は2008年当時のものです。ご了承下さい。

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