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小原大典「時のからだ」研究ノート

からだや意識の使い方をほんの少し変えるだけで、心身の自由度は大きく高まり、全く違ったやり方やものの見方が出来るようになります。日常のあらゆる場面で応用可能な多次元的視点を育て、直…
心身の自由度と生命力を高める身体技法や視点、考え方を紹介しつつ、それらを日常生活や旅先で実践的に活…
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記事一覧

生命力を高める「水晶の円卓」

ネパールでのチベットサポート活動を終えて帰国した12/1(KIN147)はちょうど新月で、オンラインでの天真体道瞑想クラスの日だった。せっかくそういうタイミングにシンクロしたので、私は、今回初めて訪れたネパールのある場所で味わった独特の感覚を、それが薄れないうちにと思って瞑想時にシェアしてみることにした。 そのようなテレパシックな情報伝達がどの程度可能なのかは分からなかったが、少なくとも対面クラスでは色々と情報が伝わることを実感してきたし、オンラインでもそれなりに何かが伝わ

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カタルーニャの魂(1)

2011年6月8日、「13の月の暦」ではKIN166(10・世界の橋渡し)、キチェ・マヤに伝わるツォルキンでは「1・エツナブ」(仮に「13の月の暦」と同じように通しNoをつければKIN118に相当)の日、新著『マヤのリズム』が、何とか無事に世に出る運びとなった。これも、編集担当の天野氏や美しい装丁を描いて下さったみよこみよこさんが、休日返上で頑張って下さったお陰である。 執筆中、この日が天野氏の誕生日&皇太子さまの誕生KINであり、その260日後(2/23)が皇太子さまの5

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絶対的真理と相対的真理の関係性

2024年1月15日(KIN87)、ゾンサル・ケンツェ・リンポチェの講演会が牛込箪笥区民ホールで行われた。ケンツェ・リンポチェは、ブータン王国出身の転生活仏として世界的に著名なチベット仏教僧であるだけでなく、『ザ・カップ 夢のアンテナ』などの作品を通じてその名を知られる映画監督でもある。 最近も『Pig at the Crossing(交差点の豚)』という興味深い映画を発表しているが、どの作品の根底にも仏教的な視点が込められていて、色々と考えさせられたりもする。というより、

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「すべてをはっきりと見る」という意識状態

10月13日に大阪チャクラで行われた【宇宙と繋がるスペシャルワーク】では、新しい驚きがいくつかあった。天真体道瞑想クラスの参加者が全員、ワカメ体操初体験ですぐに感じを掴んでしまったこともその一つだが、何より驚いたのは、「レインボー・i」ワークの中で遊びを兼ねてトライしてもらうベクトル平衡体の折りたたみ循環が、コツを教える前にできてしまった人がいたことだ。 現場でも、この動画のように私が実際にやってみせるのだが、何のアドバイスも無しに見ただけですぐに同じように動かせる人は殆ど

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エジプトからの呼びかけ(13)

KIN17(2008.3.6)の早朝、カイロに到着した時と同じミスルトラベルのスタッフがホテルに迎えに来てくれた。当時の手帳に、彼のことが「ビリー・ジョエル(KIN126)に似ている」とメモされているが、今(2011.7.13)このメルマガを書いている瞬間の自分の「運命の道筋」が、ビリーと同じKIN126なのが面白い。 そして、2011年のメルマガをベースにこの「エジプトからの呼びかけ」シリーズを連載している2024年11月現在は、第126代天皇陛下がKIN126(白い太陽

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ツォルキンの対称性と聖なる数の秩序

ツォルキンとはユカテコ語で「日の計数(勘定)」、つまり「暦」を意味する。一般には、古代マヤ文明で用いられた260日周期の儀式暦(神聖暦)を指す用語だが、古代マヤにおいてそれが何と呼ばれていたのかは、実は不明である。たまにツォルキン暦と書く人を見かけるが、それだと「日を数える暦」とか「暦暦」みたいな妙なことになってしまうので注意が必要だ。 それはさておき、「13の月の暦」の中にもツォルキンの仕組みは取り入れられている。あえて「仕組み」という断りを入れているのは、数えている日付

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健康の極意書『天眞療法』の活用法

私は多様な分野の多くの先人たちからインスピレーションを受けつつ、自然と人間に対する探究を続けて来たが、その中でも特に長い期間に渡って強い影響を受け続けて来たのが、肥田春充(1883〜1956)という人物である。 拙著『天地人々ワレ一体』の冒頭でも触れているが、「人間の可能性」を探っていた私にとって、写真や動画を通じて実在したことが確認できる人物の中で、誰よりもインパクトがあり、魅力的な存在だったのだ。 しかも、春充はその存在や動きを通じて真の健康を体現していただけでなく、

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ペンギンスタンド体操の新要諦と中心力

2023年2月27日にUPした【ペンギンスタンド体操】には、「時のからだ研究ノート」読者向けの限定公開動画と共に、動画中でも述べている注意点を11の項目にして記してある。それらの注意点に対する変更は今も一切無いが、私自身の稽古の進展によって、この体操の効果をより高められる秘訣に気づいたので、今回はそれをシェアしたいと思う。 その前に、トップ画像の説明をしておこう。9/5(KIN60)に東京国立博物館で神護寺展を観た後、JR上野駅構内でペンスタカフェという店を見つけてお茶をし

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エジプトからの呼びかけ(12)

マリ・ギルギス駅を降りると、すぐに要塞のような石の壁が目に入って来る。一般に、オールド・カイロとしてイメージされている石造りの街並みは、ほぼこのローマ時代につくられた城壁に囲まれたエリアの中にある。地下道をくぐって一歩その中に足を踏み入れると、そこはもうコプト教区の異世界で、外とは異なる時間が流れている。 日付は確かにグレゴリオ暦の2008年3月5日(KIN16)で、場所はエジプトのカイロだと分かっているのだが、時間的にも空間的にも異質な領域だと私には感じられた。 *本記

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52歳で100m10秒台を出す姿勢

「全日本マスターズM50優勝しました!14年の時を越えて10秒台で走れました。感動、、。皆さんに感謝です!」 このコメントは、9/23(KIN78)に行われた全日本マスターズ陸上100m(50~54部門)で優勝した元日本記録保持者、朝原宣治選手が自らのXに投稿したもの。1952年6月21日生まれのKIN244(10・種)ということは、夏至に「13の月の暦」でのカレンダーラウンド(52歳)を迎えたばかりだ。 どんな分野のアスリートにも言えることだが、一般に肉体的なパフォーマ

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快眠は快便の元

客観性と公平性が前提の学問の世界でもデータが改竄されたり、公的機関の見解にも特定の国や資本の思惑が働いているのがあからさまになって来た昨今、温暖化の理由についても本当のところは分からないままだが、一つはっきりしているのは、日本の気候が年々亜熱帯に近づいているということだ。 特に今年は酷く、東京でも連日最高気温は35度以上、夜も25度以上の熱帯夜が相当長く続いていた。体温に近づく日中の気温も危険だが、個人的には夜の高温多湿の方がより堪えた。湿度が高いと発汗が妨げられて熱がこも

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「人類」の定義〜同じ用語が違う意味を持つ背景

人類学の研究が、ここ20年ほどで劇的に加速しているらしいことは、ネット上の断片的な情報からも何となくは把握していたが、8月4日(KIN28)にたまたま目にしたYouTubeで、国立科学博物館館長の篠田健一氏と脳科学者の茂木健一郎氏が対談している動画を観て、私は慌てて篠田氏の『人類の起源』を手に入れることにした。 21世紀入ってから実用化されたDNA解析に関する技術革新によって、従来の人類史観が大きく塗り替えられるような状況になっているのを、遅ればせながら認識したからだ。発掘

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エジプトからの呼びかけ(11)

寝台列車での移動に加えて、朝からピラミッドに登ったり、強烈な日差しの中あちこち歩き回ったりしたせいで、さすがに疲れが出て来た。それに、河岸神殿を出た時点で、既にお昼をかなり過ぎていて、お腹もぺこぺこだ。 二人とも殆ど足を引きずる感じでダラダラ歩いていたのが、目指す「フェルフェラ・カフェ」が近付くにつれLの足取りが軽くなり、かなり気合いを入れないと追い付けない程になる。さすがに最後の晩餐にはターメイヤを選ぶというだけあって、モチベーションが全く違う。 *本記事は2011年1

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動機は全てに現れている

「13の月の暦」の使い方のとても大切な要素の一つに「共有」がある。源泉情報の『ドリームスペル』や『テレクトノン』のマニュアルにも確かにそう書かれているが、何より、私自身の長年の使用経験と観察がそれを重要だと確信させるのだ。 それ故、初心者の方には「まずは何でもいいからシェアしてみてほしい」と促し続けて来た。なぜなら、共有によって生じるシンクロ加速体験なしに、その本質を理解するのは非常に困難であることを、この暦について長いこと人に伝え続けて来て、しみじみ感じてきたからだ。

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