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健康維持と人生を楽しむために


こんな記事がありました。↓↓↓
高齢者が運転を止めると大変なことに・・・

先日、杖をついて山手線で移動されている高齢者の方を見て思いました。
『ぁぁ、この方は地方にいたら、きっとこんな自由に出歩けないんだろうなぁ。交通の便が良い都会にいるから自由に活動ができて、より最善な健康状態を維持できているんだろうなぁ。』と。

地方への移住を勧める方々が最近は結構いらっしゃるようですが、もちろん地方には地方のメリットがあると思います。自分自身も地方出身ですし、都会に出てきたからこそ地方の良さも理解しているつもりではあります。

しかしながら、長い目で見たときの地方のデメリットは、主たる移動が車移動だということです。車の運転ができるうちは自由に行きたいところに行けますが、高齢になって運転ができなくなった途端に活動範囲が極端に小さくなってしまう傾向にあります。
身体の活動する時間も幅も制限されてしまえば、加速度的に心身が衰えていくことは必至。自由がききにくくなるので、人生の楽しみを見出す選択肢も制限されてきてしまう可能性もあります。

そのため、自身の心身の健康と人生を出来るだけ長く楽しむためには、現実的に考えると地方へ永住するという選択肢は薄く、

若いうちは都会は物価が高く、一家を育てるためにも広めの土地が必要なので地方に住み、移動は車および公共交通で、
高齢になり車移動が困難になってきたら、広い土地も必要とせず、夫婦が住める小さい土地で良いので、交通の便が良い都内に住んで自分が自由に活動できる環境で生活をし、
寝たきりなど、重い介護が必要になり介護施設に入る必要性が出てきたら、都会を離れ、喧騒から離れてゆっくり穏やかな日々を過ごし、人生を全うする

これが理想なのではないかと最近は考えています。
ただし、地域によっては、高齢者が無料?でタクシー移動が出来る政策を検討している所もあるそうなので、時代の流れを経てまた理想が変化する可能性はありますが、今現在の理想の住み方は、上記のような身体状況に合わせた住み替え方だろうと思われます。


フィジカルコーディネーター、けんちゃんがお送りさせて頂きました。
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