アルバイトは本当に非効率なのか? -カンザス州トピカ②
これまで留学生活の中で自分の行った支出を減らす方法は記事にしてきましたが、収入を増やすことに関しては今回が初めての記事になります。
今はネット環境を使ったビジネスで効率よくお金を稼ぐ情報を簡単に入手することができ、アルバイトなどによって自給で働くことは効率が悪いという意見を耳にします。
この意見に関して、自分は一理あると思いますし賛同できる考え方です。
しかし
こと留学生に関してはアルバイトの自給以上のものを得られるケースも非常に多いのではないかと考えます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、留学生は学生ビザを取得しているのでできるアルバイトに限りがあります。
そんな中で自分が経験したことのあるアルバイトは
- キャンパス内の清掃アルバイト (カンザス州インデペンデンス)
- カフェテリア&バリスタでの食品サービス(カンザス州トピカ)
です。
自分がやってて良かったなと思える仕事は特に二つ目ですね。
【海外アルバイトの利点】
①コミュニティーの拡大
一般的な留学生にとって、生活のほとんどはキャンパス内で完結してしまいます。
そうすると必然的に交流できる人間の幅もある程度決まってきます。
これは自分の感覚ですが、一般のアメリカ4年生大学に通うアメリカ人は20代前半の富裕層白人の割合が高い気がします。
これがどうって言うわけでもないんですが、多国籍国家と言われるアメリカ文化を存分に体感するならばその多様性を知らなくては損じゃないかなというのが自分の意見です。
自分のアルバイト先であった食品提供のアルバイトでは大学が外部企業と提携し運営を一任していたので、その会社の社員やシェフは大学の外部の人達でした。
すると関わる人の年齢・性別・従業員の生活環境は様々で、その人達と関わることで学べることは様々でいつも触れ合う大学の友人とは少し違うものも多くありました。
②英会話の練習・ボキャブラリーの拡大
これもかなりのポジティブな影響だと思います。英会話は数をこなすことが大切!
自分も最初はマクドナルドでハンバーガー一個オーダーするのも緊張しました。
それが、一日に何回もオーダーを受けて対応してるとその受け応えに慣れるのはもちろん、自分がオーダーをする際も全く緊張しなくなります。
それに、大学生活という枠からはみ出ると普段の生活では使わない言葉も使うようになります。
Ring up はレジ打ち。Chicken stripは鳥のから揚げ、Sunny side upは目玉焼きの片面焼きですが、Over easyと言われたら反対も焼いてください。笑
③食費の節約
写真をご覧ください。
これはカフェテリアアルバイトで頂けた賄いです。
ここでのルールは4時間以上働けばカフェテリアで提供される食品を$8分持ち帰られるというものでした。(ドリンク無料)
このサラダボウルがほぼ$8だったと思うのですが、自分は仕事をする度にこれを持ち帰っていました。
この器に可能な限りの栄養素を詰め込み、味の濃いドレッシングをかけます。
そうすればご飯のおかずになって三日分の昼食になります。
あとは、カフェのクローズ時に廃棄になるマフィンを頂き朝ごはんにします。すると週に2回働けば朝昼の食費はほぼかからなくなるわけです。
まとめ
アルバイトは確かに時間の消費はあります。
しかし、そこから得られるリターンは外国文化に慣れる必要のある留学生にとっては大きなものがあるのではないでしょうか?
これは内緒ですが、バリスタのバイトの時は仕事中にこっそりカウンター宿題をやってました。笑(一応、許可ももらってましたから。)
留学生は宿題が忙しいから仕事なんてできそうもないって思う人は、
まずやってみたら?
っていうのが自分からのアドバイスです。
今日も読んでくれてありがとうございました!
ではでは。
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