アメリカ人グループに所属する -カンザス州トピカ④
こんばんは。
Bodsです!
アスレチックトレーニング学部は養成学校のような感じで、学部内での結束は他の学部と比べて強いと思います。
毎年、秋学期が始まる前に学部内のゴールや決まり事、信念の共有をする為のオリエンテーションを開催します。
学部内での大きな目標は国家試験に合格すること。
そして、現場実習を通じてプログラム卒業後に独り立ちできるアスレチックトレーナーを育成することです。
過去にホストファミリーや留学生によって構成されるグループなどに属したことはありましたが、明確な目標に向かって進んでいく
ちゃんとした組織
に所属するのは初めてでした。
そして、この組織は
ガチのアメリカ人だけ
で構成されています。
大学編入したこともありその大学で面識のある人は一人もいません。
やはり最初はかなり緊張しました。
オリエンテーション
オリエンテーションでは自己紹介から始まり
- プラグラムでの信念の確認・共有
- 書類手続き
- 学部内委員会による学生会議
- アスレチックトレーニング業界の最新情報の共有
- 簡単な技術指導
- 親睦を深める為の課外活動
など3日間におよびます。
※熱中症の緊急対応練習
※プログラムでの誓いにサインをします。
自分はこのプログラム内での初の留学生ということもあり、教授も外人の対応には慣れていません。
また、学生もアメリカの田舎出身者が大半ですのでこちらも外人慣れしてません。
そんなアウェー状況でも、なるべく自分をアピールしようと奮闘します。
【自己紹介】
オリエンテーションの一番最初です。
自己紹介をする訳ですが、ここはやはりネイティブの集団。
名前と出身を言っておしまい!なんてことにはなりません。
教授:「じゃ新入生もいるから。自己紹介を。あと、自分を表現する単語をひとつ+して。」
自分:!!!!!?????
自分:「なんでいきなりハードル上げてくんねん!語彙力でこいつらに勝てるわけないし、今までそんな表現方法は勉強したことないぞ!」
ってなります。
それでも自己紹介の順番はどんどん進んでいきます。
自分の番に近づくにつれてドキドキが止まりません。
こういう状況下では頭は働きませんから、気の利いた単語など思い浮かぶはずもありません。
しかし、自分としてはちょっと面白く。相手にこの日本人は親しみ易いんだなぁと思って欲しかったわけです。
そこで絞り出した単語は
「Handy」 直訳:器用
周りのリアクションは
「シーーーーン!!!!」
なんなんでしょうね。笑
大注目の外国人の第一声が「器用!」だったからでしょうか。
確かに他のアメリカ人はなんかお洒落な単語言ってた気がします。
とりあえず皆超無表情でした。笑
あの時の雰囲気は今でも鮮明に覚えてます。
自ら、日本人のいないプログラムを求めて編入しましたが最初はやっぱり大変でした。
自分の場合はちょっとしたことでも他のアメリカ人と比べてうまくいかないことも多々ありましたので。
皆と違うと何やっても目立ちますからね。
ということで今日はここまでにします。
まとめ
自分の今までにいなかった環境に踏み出すとやっぱり大きなストレスがかかります。
でもその中でどうやっていくかを考えるプロセスが非常に大切だと思いますし自分の成長に繋がります。同時に相手にとっても違う文化をそこに混ぜるということになりますからプラスの効果があると思っています。
今日も読んでくれてありがとうございます!
ではでは。