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文化が違えば仕事の仕方も違う -カンザス州トピカ⑦

海外でグループに所属し、活動を共にすることで日本との違いを感じたことがありました。
① それぞれの担当を明確にしてそれに専念する
② グループ活動でも自己主張は強め(日本比較)
③ でも自己主張が強すぎると陰口を言われる(笑)
文化の違う中で仕事をするならこういうことも知ってた方がいいんだなと実感しました。

アメフト部担当

アスレチックトレーニング学部では各学期ごとに担当する部活動が割り振られ、そのチームで1シーズンを通じてトレーナーとしての勉強・経験を積みます。
自分が最初に担当したのはアメフト部です。
大学スポーツの花形種目とも言えるような人気種目で、部員数は100名を超します。
この大所帯のチームをトレーナーとしてサポートするには、毎回の練習でのフィールドセットアップはとても重要になります。※フィールドセットアップ:練習ができる状態に準備すること。

以下がフィールドセットアップの内容例です。
- 選手が飲む水の準備
- 緊急対応キッドの準備
- トレーナーが使うベッドやテープの準備
- 気温・湿度のチェック
など。

アメフトのフィールドはサッカー場程の大きさがありとても広いです。そのフィールドの各場所に水飲み場を設置するんですが、これはかなりの重労働で一人で全てを準備することはできません。

ということで学生トレーナーはチームを組んで仕事をします。

① それぞれの担当を明確にして専念する

よく耳にする言葉ですが、アメリカ人は分業専念する。
自分もそう感じました。
誰が何をするのか明確にして、その責任は各自が負うというのがこの国でのスタンダードというか価値観だなと。
「自分の仕事が終わったら残った仕事の手伝いをしに行く」というのを日本では良く目にします。
しかし、アメリカではむしろ担当業務にはあまり手を出さないで欲しいという空気間があるように感じました。

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② グループ活動でも自己主張する

これはいい意味でも悪い意味でも。
やりたくない時はそういう空気出しますし、自分はこれしたいとかしたくないとかみんなよく言ってました。
意識高い系の学生が、全てのことに指示を出したがって皆に煙たがられるっていうのもありました。
本人は相手が嫌がってても関係なしでしたけどね。笑


そんな感じでそれぞれの個性は強いし、皆いろんなスタイルを許容するような文化はありますね。逆に言うと他人のしてることにあんま興味ない。

だから、これ言っちゃいけないとかのハードルは日本よりも低めだと思います。
そのおかげで、変に気を使わなくてもいいというかわかりやすいです。
こっちもいいたいこと言ってもいいんだなって思いますから。

③ でも自己主張が強すぎると陰口を言われる(笑)

それでも、陰口的なのはありましたね。笑
アメリカ人だから目の前ではっきり言うのかと思ったらそうでもなかった。


「あいつはリーダー気取りで気に食わない」


とか。


「あの子生意気よね」


みたいなのです。
でも、みんなでいじめようとかそこまで陰険な感じはなかったです。

なんでもはっきり目の前で言うのかというと、そういうわけではないみたいです。

まとめ

これらはあくまで個人の経験と感想なので、アメリカ人=こんな感じという訳ではありません。文化が違えばそこでの振る舞いや仕事の仕方は変える必要があると思います。また、後から経験することですがレベルが変わると働き方も大きく変わります。自分は2部大学出身でプロスポーツのインターンシップをさせてもらいました。そこで見えた景色や経験はまた大きく違ったものでした。国の文化もあれば、チームの文化もあります。

適応能力が大切ってことですね。


今日も読んでくれてありがとうございます!

ではでは。

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