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劣等感の陽と陰

 こんにちは、Bodayboと申します。私は深夜ラジオを聴くのが好きで、最近はCreepy NutsのANN0にハマってます。ラッパーR指定とDJ松永による番組なんですけど、MCの二人が深夜の陰キャリスナーを小馬鹿にしてメールを弄るスタイルが、アルピーキッズの私としてはたまらない訳でして。
ニコ生のノリというか、完全に馬鹿にしている感じではなくて、かといって学校でのイジりともちょっと違う・・・言葉で表現するのが難しいですね。。
 
 私のラップについての知識は2.3回観たフリースタイルダンジョン程度ですし、そもそもラッパーって完全な陽キャじゃないですか。絶対に交わることはないと思っていましたけど、ラジオを聴いている限りでは陰キャの私にも何か通じるモノがあるんですよ。不思議ですよね。その奇妙な感情の正体が「劣等感」だと知ったのが、先週の放送。今回は、そんな話。

 ラジオには聴衆率を計測する週、通称「スペシャルウィーク」がありまして、この週は基本的に録音の番組も生放送でお送りするんですね。で、どの番組も誰かしらのゲストが来る訳でして。当番組ではラッパーの「般若」が来たんですよ、ゲストで。にわかの私でのフリースタイルダンジョンのラスボス、ということは知っていたので、一体、どうなっちゃうんだ~?と不安と期待が混ざり合っていたんですけど、滅茶苦茶面白かったです。

 ラッパーのCDジャケットって舌出して中指立ててジャラジャラの鎖を首に巻き付けてそうなイメージじゃないですか。そんなレジェンドオブ陽キャであるはずの「般若」さんは、クラブは音がうるさいだけで、酒も飲まないからと滅多に行かないそうです。少年時代もいじめを受けていたらしく、相当な劣等感を抱いていたそう。彼の自伝本の宣伝も兼ねての放送ではあったのですが、作曲のエネルギーとして「劣等感」があるというのは非常に興味深かったです。

 番組の終盤にはその少年時代をテーマにした曲が流れたんですけど、歌詞が殺してやりたいだとか不の感情を包み隠さず吐き出していて私には新鮮でしたね。ドレイクとかエミネムも私がわからないだけで、英語では相当ドギツイこと言ってるんでしょうね。
 創作には劣等感がバネになる、というのはベタですけど、作家は陽か陰で言えば陰だと思うんですよ。絶対値で考えると陽と陰の両極端に居る人間は何か通ずるものがあるというか、それを分けるのはなんなんでしょうね。
容姿ってのも人によりけりですし、行動力や努力は誰しもしているもので、ただ人に見せるか見せないかの違いなだけで・・・結局は声の大きさとかなんですかね?知りませんけど

 先日テレビブロスにて「東京ラブストーリー」等を手掛けた脚本家のインタビューが掲載されていましたが、彼曰く圧倒的な劣等感を殺人等の行為に向けてしまうのはもったいない、上手く生かした方が良い、とのこと。
 作詞にしろ脚本にしろ劣等感はどうも創作のエネルギーになるらしく、久しぶりにメンヘラ期に突入している私にはいい機会かもしれませんね。ところで、プロットってどうやって書くんですか?

 そんな私は湧き出る創作意欲をしょうもないnoteで消化している訳ですが、最近初めてサポートを数百円頂いたんですよ!ありがとうございます。
これからも、独り言に付き合ってやって下さい。よろしくね・・・

 そういえば、今日は三四郎のANN0になかやまきんに君が出ますけど、楽しみですね。去年の放送はいい意味でも酷かったんで、とても楽しかったです。
おわり

冴えないオタクに幸を