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親子ではなく、「親」と「子」を描く『おおかみこどもの雨と雪』

大前提として!!!!

僕は細田守監督の作品は全作品大好きだ。熱狂的な信者とか、そういう訳じゃないが、フラットな目線で見ても、細田監督の作品は漏れなく観ているし、敬愛している。

そんな作品を評するのも大層偉そうな話だが、物は試しでやってみよう。

「親」として

親子を描く作品は色々とある。けれど、ここまで親や子というもの、生まれてから子育てまでしっかりと描いた作品はなかなか無いと思う。

この映画の公開当時ぐらいに、「二人のラブシーン的な部分はいるのか?」みたいなプチ炎上があった。僕自身、まだ見る前だったので、そんな露骨なシーンがあるなんて珍しいなぁと思っていたのだが、見てみたら・・・「いや絶対いるやろこれ!!!!アホか!!!!」と怒りに満ちたのを覚えている。あのシーンが無くていいと言ってる人は、赤ちゃんはコウノトリが運んでくるとでも思ってるんだろうか???

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