ズルい治療院として生きる
どうも。
独立開業して苦労ばっかしてたら真理が見えてしまい、ちょっと変わった治療院経営をしている人です。
治療院治療院言ってますが、僕のお店は治療院と考えていません。
言葉の表現として「治療」や「治す」という言葉は使いますが、自分自身そのような考えでお客と接していることはありません。
最近は「患者」と言うのもやめるようにしています。近いうちに接骨院は廃業予定なので「お客さん」の方がしっくりきます。
実際に、お客に伝えるのは、
と言ったことを伝えてます。
この辺は鍼灸を行ってるセラピストには分かる人もいるかもしれません。僕自身鍼灸師でもありますので、この考え方がすごくしっくりきています。ほとんど鍼は打っていませんが、、、
賛同できない鍼灸師の方はごめんなさい。許してください。
施術で用いる方法は、報酬系を利用したボディワークや体操、クレニオセイクラルセラピーが中心で、あくまで目的は治療ではなく体調管理です。
知識やテクニックは、理学療法やオステがベースですが、知識レベルは本職のPTやオステオパスには到底敵いませんので、正直大したことはありません。
ただ、組み合わせによって独自の世界を作り出していますので、それを求めている方に対して発信を行うことで遠方からでもお客を呼べています。
このような方向性に進み始めたのは、正解不正解が曖昧な世界で生きていくことの方が自分を素直に表現できると気付いたから。
複数の知識とスキルを統合して新たなものにしてしまえば、誰から否定されることもない自分独自のものが出来上がります。真似もされません。それに独自の名前をつけてしまえば競合がいなくなります。これはネーミングという手法ですが、競合と明らかな差別化を行うことが出来ます。
マーケティングのポイントというは、売れてるものに対してちょっと角度を変えて提案することが必要になります。
この手法は別な切り口を持たせるのに、分かりやすく簡単にブランディングを行うことが出来ます。オリジナル手技はよくFacebook広告で見かけますよねwアレと同じことですね。
こう言ったものを生み出す思考は、ラテラルシンキングです。水平思考やズルい考え方とも言われますが、僕はこの考え方が大好きです。
この思考は、前提となる固定観念を吹き飛ばし、柔軟な発想でアイデアを生み出すのに非常に有効です。
この業界はあらゆるものが出尽くしてるのでライセンス含め既成概念に縛られがちですが、そのような思考をしていては時代や競合の流れに飲み込まれてしまいます。
そこで、一般的なセラピストが考える思考からズラすことが出来れば、飽和、レッドオーシャンと言われるこの業界で、自分が呼吸しやすい場所を見つけることが出来ます。
僕自身、こうやって少しズレた考え方でこの業界と関わっているのは、施術だけで生きて行こうとは思ってないから。
施術は嫌いではないですし一生続けたいと思っていますが、あくまで手段の一つとしてセラピストという立場を活用しているような感じです。
一般的なセラピストが考えることと言うのは、
こんな感じだと思います。
もちろん僕もこう言ったことは想像しますが、コレがしたい訳ではないのです。
色々考え行き着いた結果、
僕の場合は、「人の行動を変えたい」と言うのが興味の対象になります。
全てこのために行動していると言ってもいいかもしれません。
人の心を学ぶことにおいてセラピストという職業は本当に面白いテーマをもたらしてくれます。自分で治療院を運営することによって、自分のアイデアで目の前の人の行動が変わる。こんな面白いことありません。
本気で治療を行っている方にとっては、恐らく僕は好ましくない存在だと思いますが、その場合はこのnoteをそっと閉じていただければと思います。
僕も昔は治療治療言ってましたが、人間は変わるものです。
開業して苦労ばっかしてたら物事の捉え方が全く変わってしまいました。
そんな私の考え方にもしご興味あれば、このまま読み進めて頂ければ幸いです。
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