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ズルい治療院の「価格と値上げ」

売り切れ

どうも、ズルい治療院を経営するセラピストです。

今回は値上げについて絞って書いてみようと思います。

僕のお店は保険のみの鍼灸接骨院からスタートして、値上げを繰り返して、現在は完全自費で整体的な店舗を運営をしています。

開業から丸3年が経ち、完全自費に切り替えて2年になります。

保険のみは最初の1ヶ月だけで、その後は保険と自費を併用する、よくある鍼灸接骨院をやってみました。最初から完全自費でも良かったんですが、ひとまず柔整師として改めて制度の理解を深めるのに、色々試す目的で保険から始めました。

完全自費にするにしても、勤務時代に経験してたのはせいぜい1回あたり5,000〜6,000円の単価がMAX。

独立した最初の店舗は諸事情で半年(実質営業は3ヶ月)で廃業しましたが、その時のMAX単価が1万円。当時は全く手応えがなく、それに見合ったものも提供できてるような感じもありませんでした。

そのため、

再起するにあたって、どうやって単価を上げていけば良いのかも完全に見失ってまたした。

なのでひとまず、

価格によって人の感情、行動、流れがどのように変わっていくのか

これを知らねばならないということで、わざわざ一番低いところからやりなおそうと思ったわけです。

最近では完全自費移行や高単価のコツ、ネットを調べればYouTubeやブログなど色々出てきます。

ただ、基本的に僕は他人が言ってることを単純に信じられない性格で、自分で確かめてやっと納得できる面倒くさい人です。なので、何でもかんでも一つ一つ段階を追って自分の目で確かめようと思うんですよね。

例えば、

「高単価であるほど客層は良くなる」

といったことも、実際に単価が上げていく中で優良な客層になっていくのを確認していきました。

これについては、1人治療院で母数も多く無いため細かくデータは取っておりませんが、リピートも、物販などのクロスセル(関連商品の販売)も単価が高い方が圧倒的にやりやすくなりましたね。

先々完全自費で、ある程度の単価にするつもりではありましたが、低単価から高単価へと一気にジャンプアップ出来るわけではありませんので、階段を一段ずつ上っていく必要があります。

そのステップアップしていった経験は財産です。

そこで今回は、低単価層と高単価層では一体何が違うのか?

僕が値上げを繰り返すことによって得られた考え方や、値上げをする時の具体的な方法をご紹介していこうかと考えています。

ご興味ある方はぜひ、続けてご覧下さい。

このnoteでは、僕が1人治療院を運営してきた実体験をもとに記事を制作しております。一般的な考え方とは逆行することも多く含まれます。当然、このnoteに書いてあることが正解ということではありません。ご自身の考え方、一般的な考え方。それらと照らし合わせて見ていただくと、気づきがあるかもしれません。そのような観点で読んで頂くと、楽しめるのでは無いかと思います。ご興味のある方は、このまま読み進めていただけますと幸いです。

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