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違和感のある言葉(若いから○○)

若いから、物覚えがいい。
若いから、体力がある。
など、若いから○○と言われることがあります。
褒め言葉のように使われていますが、よく考えると褒め言葉ではありません。
そこに違和感を感じるのです。

若いから、物覚えがいい。
若いから、体力がある。などは若さのメリットです。
要するに、若さの素晴らしさを説いているだけなのです。
個人を褒めていません。

では何故、わざわざ言葉数を増やして、若いからと付け足すのでしょう?
それは自尊心を保つためかもしれません。(勝手な想像です)

自尊心は自分を尊重し、自分を肯定的に評価する気持ちや概念です。
自尊心は多くの人にとって重要で、自己評価を肯定的に保ち、自信を持つのに役立ちます。したがって、多くの人が自尊心を大切にしています。

穿った考え方ですが、若いからと付け足すことにより、若いから○○できているのだ。
ゆえに、自分も若かったら○○できていると思えます。
ですから、相手を褒めると同時に、自分の自尊心が保てるのです。

しかし、自尊心は個人が自分自身で維持、育てるものであり、他者を気にしすぎる必要はありません。
自分を尊いと思う心なので、自分でそう思えば良いのです。
ですから、もっとシンプルに他者を褒めましょう(笑
それだけで、ハッピーになる人が増えますよ。

そして、シンプルに他者を褒めて、ハッピーな気分にできるあなたは素晴らしい人です。
こう考えることで自尊心も高まるのです。


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