リモート推進で見直される対面コミュニケーション
リモートで人と会う機会が減ってきています。
人の喜怒哀楽は人間関係にまつわるものがほとんどです。
例えば無人島にいて怒ったり、楽しんだりすることがあるでしょうか?
今日食べる魚が取れれば嬉しいかもしれませんが、その喜びを共有する人がいなければ笑ったり、万歳三唱したりすることはないと思います。
リモートワークについては大賛成なのですが、何か人として大切なモノを失っていっている気がします。
買物もネットの中でする方が効率的で安いモノを買えると思います。
しかし私もそうなのですが、買物の楽しみの一つに店員さんとの会話があると思います。
「この服よりこっちの服の方が似合いますね」とか、「この花を大切な人にプレゼントすれば花言葉の愛情が伝わりますよ」とか、自分では決めにくいことや新しい発見、プレゼントの相談など、モノの値段以上の価値があると思います。
最近ではリアル店舗に買物に行って買うモノを決めて、ネットで買うという人も多いようです。やはり買い物をする際に一度リアルでモノを見たい、内容について聞きたいという気持ちがあることがよく分かります。
これまでは商品の特徴だけを説明できれば良かったのかもしれませんが、これからは「この人から」「このお店で」とお客さんに思って頂かないといけません。お客さんのことをよく知り、最適なモノをオススメし、このお店で買うことの良さを伝えれるコミュニケーション能力が必要となってきています。
変化する社会の中で対面コミュニケーションは減っていく可能性はありますが、それだけに質を求められるようになっていくでしょう。
人と人との繋がりを大切にしていくことは、どんな時代がきても永遠に変わらない本質だと考えます。対面販売員の皆さんはこれから更に必要となると考え、自信を持って仕事にチャレンジしていってもらえれば素晴らしいと思います!
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