見出し画像

幸せを運んで来る人

幸せを運んで来る人とはどういう人だろう。大金を運んで来てくれる人?完全に同調してくれて反論など一切言わない人?明るい未来を語る人?とてつもなく前向きで楽観的な人?

どれも正解なのかも知れない。

思えば色々な人に出会って来たと思うし、これからも出会うだろう。

明らかに自分の利益を主張し、譲らない人。自分の利益にならないことには首を突っ込まない人。足を引っ張る人。上手く他人を使い、自分の利を得る人。いつも愚痴ばかり言っている人。上の顔色ばかり窺っている人なんかもいた一方で、自分を犠牲にして他人のために動く人。いつもニコニコ朗らかな人。芯がしっかりしていてブレない人。大局を見て判断する人。陰口を言わない人。愚直に頑張る人なんかもいた。

本当に十人十色だと思う。

さて、これだけ色んな人がいる中で幸せを運んで来てくれる人とはどういう人なのか。
が、現実には直接的に運んで来てくれる人なんかいないのだと思う。
だって、人の幸せの尺度はそれぞれだし、それを他人が正確に細かく把握出来ている訳はないはずだから。

そうなると、どういう人かというと、幸せな方向に導いてくれる人。言い換えると、立場や性別、年齢、国籍、人種などを超えて、相手の立場に立って厳しくも的確な意見を言ってくれる人なのではと思う。

もちろん、言い方・伝え方はあると思うのだけど、こちらの立場に立って向かうべき方向性や考え方、生き方のヒントになるような忌憚なき意見を言ってくれる人が幸せを運んで来てくれる人=幸せな方向に導いてくれる人なのかなと。

なので、そういう人の意見や話は素直に聞くに越したことはないと思う。必ずやヒントが隠されているだろうから。

耳が痛い意見もあるかも知れないし、こちらの立場に立っての意見なのか見極めは難しいけど、プライドは脇に置き、じっくりと耳を傾けると自分では気づいていない新しい発見があるかも知れない。これまでもそういうシーンはあったような気がする。

自分は幸せを運んで来る人=幸せな方向に導く人になれているだろうか。
自問自答してみた3月最初の日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?