リーグ戦サイクルの中でのチームマネジメント(2)
ご覧いただきありがとうございます。今回は前回記事の続きです。
前回記事⬇︎
https://note.com/boasorte11/n/nb05ee85e9c5c
④試合前⇨キックオフ
試合会場には2時間前に到着します。行く途中はコーヒー飲みます。レッドブルには頼らない派です(笑)でも本当に指導者のコンディションはとても大事だと思います。
海外でヨーロッパのアカデミーと対戦した際もアップやその他のことはほぼアシスタントコーチがやっていて、メインコーチはミーティングの試合の指揮に集中していました。
日本もプロレベルでは当たり前かもしれませんが、育成年代でもできればサポートスタッフを充実させて、1人の指導者が何でも屋さんになる状態はできる限り避けた方が良いと思ってます。そうすることでしっかりメインのコーチが指導に集中できるようにすることがとても大事です。
【スケジュール】
60分前 ミーティング→8分
45分前 アップ開始
10分前 最終ミーティング
7分前 整列
試合前は大体こんな感じです。ミーティングではその週のTR中で少しずつ伝えたいことを落としこむようにして、できる限り新しい情報を少なくするよう心がけています。
そして、メッセージは多くても3つ。それも複雑ではなくできる限りシンプルに伝えます。
複雑なポジショニングやプレス戦術は練習中に説明して試合前は確認程度にしています。ミーティングはできれば撮影した方がよいです。自分のスキルアップにもなりますし、話し方の癖などがわかります。
また、試合前に1番大事にしていることは
【今日は絶対良いゲームができる】と自分と選手が思えていること
です。もしそう思えてないとしたらそれまでのプロセスに原因があるので、そこを振り返って修正するようにします。
⑤試合後
試合後は勝ち負けによってチームの状態もかなり違うとは思いますが、負けた時にはできる限りシンプルなメッセージを伝えて、長く話さないようにします。少しでもネガティブな状態を長引かせないためです。リーグ戦で大事なのは連敗しないことだと思ってます。また、フィードバックは一旦落ち着いた数日後の練習内で行っています。
また、勝敗に関係なくサポートメンバーの振る舞いや控え選手の献身、これは気がついたことがあれば褒めてあげるように心がけています。
また、リーグ戦のサイクルの中でもメンバーが連続して固定されると控えメンバーのモチベーションに影響するので、特に育成年代のカテゴリーなのでスタメンはできれば入れ替えながらやっていきます。
以上です。ご拝読ありがとうございました!
もちろん、これに加えて日々のTRをどのように組み立て実行するかもチームマネジメントだと思いますが、今回は練習メニュー以外の点で書かせてもらいました。
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