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きみは今、雪の中。【西会津短期移住2023vol.1】

長くほったらかしていたnoteの過去記事を非公開にして、「保育園留学」はじめ、子どもを中心とした我が家の色々を書き綴っていこうと決めてから、すでに3ヶ月が経過してしまいました(笑)

我が家は今、福島県西会津町に滞在しています!
PR会社経営の私と、webエンジニアのパートナー、そして2歳8ヶ月になった息子と3人で、西会津町が移住促進のために貸し出している移住お試し住宅で暮らしています。今回は2週間の滞在で、今日は2週目が始まって1日目の夜です。

西会津でのおうち

私たちが西会津に滞在するのは、これで2度目です。昨年の初夏にも2週間ほどお世話になりました。詳細は下記の記事を御覧いただきたいですが、簡単にまとめると、「旅好きな私たちカップルは、自分たちも旅をするように暮らしたいし、子どもに様々な環境で様々な体験を積んでほしいという想いから、『保育園留学』や、それと同様にワーケーションしながら地域の保育園で子どもを受け入れてくれる自治体を見つけて短期移住を繰り返している」という暮らし方をしています。

昨年の西会津滞在ですっかりこの地域を好きになった我々は、「西会津といえば豪雪地帯(特別豪雪地帯というのに指定されているらしい)! 冬の西会津を体験せずに、西会津が好きとは言えない!」と考えて、最も雪深い2月上旬を狙ってわざわざこの地にやってきました(笑)

■雪に慄き「だっこ…」とつぶやいた息子はその後?

忘れもしない、西会津に着いた初日。雪にワクワクしている両親は、道中のコンビニに立ち寄った際に、早速息子に雪を体験させようとします。なお、息子は1歳のときからスキー場デビューしているので、親としてはてっきりハイテンションで「雪だー!!」となると思っていました。

が。
後部座席の扉を開けた瞬間の、息子の「ひゃっ!」という顔(苦笑)

そしてか細い声で
「ゆき、いやだ。。。だっこ。。。」

いやいや、あんたまだ目的地に到着すらしていないからね!!

嫌な予感を抱えながら目的地であるお試し住宅に着くと、一目散でこたつに潜る息子。そんな感じで最初は前途多難な感じでした。

こたつに潜ってりんごを食べる自堕落息子

でも、さすが子ども。順応性の生物です。
翌日にはすっかり雪のある生活に馴染み、こちらでお気に入りの「はらぺこあおむし」の長靴を新調したら、もうすっかりノリノリ。
今では、雪に足跡をつけてはしゃいだり、ソリで滑ったりと、すっかり雪国の遊び方を覚えたようです。

つららはお母さんが安全に配慮してハンティングしてきました。

東京で暮らしていると、雪を見ることなんて年に1〜2回程度です。
また、東京の我が家にはこたつもストーブもありません。都心部だし、マンションだしで、冬でも室内は暖かく、下手するとノースリーブで暮らせます。
そんな息子が、普段は見ない雪の世界で、見慣れないストーブやこたつに目をキラキラさせ、毎朝駆け回る除雪車に尊敬の眼差しを向け、刺激いっぱいに暮らしています。
この地域で育つ子どもには「普通」かもしれないことでも、彼にとっては「スペシャル」です。

■約半年ぶりの保育園は…?

今回も、両親は日中テレワーク、息子は地元の保育園という暮らしをしています(こんな我々を受け入れてくださる西会津の行政のみなさまと保育園の先生方には心から感謝・感謝・感謝です!)

約半年ぶりの西会津の保育園。初日のお別れの際は「いかないで〜!」と号泣していましたが、迎えに行くと、すっかり地元の子どもたちに溶け込んで遊んでいました。先生曰く「お母さんの姿が見えなくなったらすぐに泣き止んで遊び始めましたよ〜!」と。さすが子どもの順応性!
2日目からは、見送りの際に泣くこともなく、というか振り返ることもなく自分でお教室に入っていくようになりました。
そして、迎えに行くと「まだ帰りたくない!」と毎回保育園の中を逃げ回ってからクルマに乗るのが日課になっています(笑)

帰りたくなくて保育園内を逃げ回る息子。

前回滞在したときの記憶があるのかもしれません。前よりも早く馴染んで、すっかり楽しく遊んでいる様子です。
雪国の保育園は、遊びの内容も当然雪仕様!天気はいい日は広大なお庭で雪遊びなどをしているようです。息子にとって、かけがえのない思い出になるでしょう。
保育園からの帰り道には、いつもその日何をして遊んだのかを教えてくれます。ちょうど節分の時期だったので「今日は鬼が来たんだぞ!アンパンチしたんだ!」と自慢してくれました(笑)

放課後も雪遊び

という感じで、ひとまず「Vol.1」を書くことができましたー!
(パチパチパチー)

「Vol.2」では、11年ぶりに全線開通した「只見線」について書こうと思います。思う、、、いや、書きます!!!笑


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