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映える街、室蘭の様子をお届けします!【室蘭短期移住2023 vol.2】

前回のnoteでは、我が家が室蘭に来るまでの経緯についてお話ししました。
今回は、実際に3週間過ごしてみた室蘭という街について、独断と偏見でご紹介します。

■ざっくり室蘭市とは

室蘭市は、北海道の中では道央エリアに位置します。その中でも、室蘭は三角に海に突き出した形をしており、さらに絵鞆半島によって形成された室蘭港を有しており、海との接地面積が多いのが特徴です。ここに、日本製鉄さんはじめ、製鉄系の会社や関連会社が集まり、巨大工場が広がる重化学工業・港湾都市として栄えています。近年は大手企業の撤退も目立ち、他の自治体同様人口流失が課題となっていると聞いていましたが、それでも私たちが見た室蘭は「都市」でした。

Google Mapをベースに加工

<室蘭市の基礎データ>
人口:81,909人(令和2年度)
主要産業:製造業(第一次産業従事者はなんと0.14 %!)

都市なので、当然生活も便利です。市内には大型のスーパーもたくさんあり、イオンやドン・キホーテもあります。大きな幹線道路が走っており、高速道路へのアクセスも良いです。アクセスという意味では、新千歳空港まで特急列車でもクルマでも1時間ほどですし、札幌までは1時間半程度。苫小牧港まではクルマで40分程度なので、東京までのアクセスでいうと、空路も海路も便利です。

■映える街、室蘭

市内に観光スポットがたくさんあるのも魅力です。
まずは街のシンボルでもある白鳥大橋。全長1,380 mの巨大な橋で、太平洋と室蘭港の工場群を一望できます。
室蘭港はタンカーなどの働く船の他に、大型客船も就航する大きな港です。我々の滞在中は「飛鳥Ⅱ」が入港していました。

飛鳥Ⅱ

室蘭港を巡るちょっとしたクルーズもあります。たとえば、工場ひしめく室蘭港をめぐるナイトクルーズや、イルカウォッチングなど。我々はナイトクルーズに参加しましたが、きらめく工場夜景とライトアップされた白鳥大橋は本当に美しく、エキサイティングな時間となりました。

工場夜景

室蘭港を見下ろすようにそびえ立つ測量山という山があるのですが、山頂までクルマで行けますので、ぜひ行ってほしい。眼下に広がる室蘭港と、それを囲むように広がる街がとにかく美しいです。

測量山から見た「飛鳥Ⅱ」

あとは、海沿いにいくつかの岬があって、それぞれ展望台があったりします。
いちばん有名なのは「地球岬」です。「北海道の自然100選」で第1位に選ばれるなど、北海道を代表する人気の観光スポットです。てっきり「水平線が丸く見えるから地球岬」なのかと思ったら、アイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」に由来しているそうです。

これらの眺望の美しい名所は、「室蘭八景」と呼ばれています。

不思議なことに、室蘭という街は、少し海外の街のような雰囲気があります。カルチャーではなく、地理的に異国の香りがするのです。たとえば、我々が滞在した初夏の進捗と青い海、青い空の様子、海と山が近くて幹線道路が整っている雰囲気は、ホノルルの郊外のような雰囲気でした。また、絵鞆岬の方の風景はイタリアの海沿いのリゾート地のような雰囲気でした。他にも、シドニーに似ているという声もありました。とにかく、「映える街」なのです。
ただし、地元の人が言うには、地形の問題で霧や曇の日が多いとのこと。「絶景室蘭」をこの目で見たいなら、数日滞在するつもりで予定を組んだほうがいいのかもしれません。晴天が多かった我々はラッキーだったと言われました。

室蘭の観光情報は下記を参照してください。とても充実しています。

■ワーケーション施設も充実!

我々のようにワーケーションで滞在する人間からすると、大切なのが働く場所。私はほとんど自宅(ウィークリーで1軒屋を借りていました)でしたが、市内には大きなコワーキングスペースもあります。私が実際にお邪魔したのは「THINK M」というシェアオフィス&コワーキングスペース。

「THINK M」

まだできたばかりで美しく、雰囲気もよく、設備も整っています。眼の前がコンビニなのでお買い物も楽ちん!
もう一つ、室蘭市役所で運営している「サテライトオフィス室蘭」もあります。こちらはパートナーが使っていましたが、快適だったようです。

■室蘭写真あれこれ

ここから、いくつか室蘭で撮影した美しい写真を貼っていきますね!ちなみに記事のバナー写真は「地球岬」です!

前回の記事でも貼った白鳥大橋
トッカリショ周辺
トッカリショ周辺でシカに遭遇!
室蘭の夕日

いかがでしたか? 室蘭、美しいでしょ。
次回の記事では、室蘭滞在中に訪問した登別や洞爺湖をご紹介します!

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