【中国不動産バブル崩壊?】マレーシアの人工島「フォレストシティ」に潜入してみた
こちらの記事は、動画の書き起こしです。
マレーシアのジョホールバルにある人工島「フォレストシティ」に来ました。
この島は中国の不動産開発会社、カントリーガーデンが進めたプロジェクトで、2035年までに70万人の人口を抱えるスマートシティを目指しています。
しかし、現時点ではゴーストタウンと化していると言われています。
この島は4つの島で構成され、面積は46平方キロメートルに及び、住宅、商業施設、教育機関、医療施設、公園などが全て揃っています。
シンガポールからフェリーで約4,50分、橋を渡ればすぐに来られる場所で、中国からの投資が中心となっていますが、マレーシア人やシンガポール人も注目しており、既に数千人が住んでいるとのことです。
現地の様子
到着してまず感じたのは、思った以上に中国の影響が強いことです。
多くの店が中国語で表示されており、歩くたびに点灯する街灯が見受けられます。
宿泊先の部屋も中国の不動産会社が手掛けたもので、近代的な家具が揃っています。
リビングからはシンガポール側の景色が見え、ジョホールバルのビル群も視界に入ります。
しかし、湿度が高いため洗濯物は乾きづらいかもしれません。
周辺環境
周辺を歩いてみると、まるでゴーストタウンのような雰囲気が漂っています。住んでいる人の多くは中国本土から来た人々で、スーパーも中華食材が中心です。
街全体が中華圏の雰囲気を強く感じさせますが、信号はなく横断歩道のみがあるなど、街並みは一見して近代的ですが人影がまばらです。
観光施設
フォレストシティにはウォーターパークもありますが、規模は小さく、あまり賑わっている様子はありません。
シンガポール海峡に面しており、橋が見える位置にありますが、クロコダイルが生息しているため注意が必要です。
プールは数か所あり、深さも異なりますが、訪れる人は少ないようです。
経済活動
島内には免税ショップがあり、お酒を免税価格で購入できますが、消費は島内に限られています。
また、中国のゼロコロナ政策の影響でシェフが戻れない状況が続いていました。
夜になると街全体が暗くなり、店舗も少なく、ライトアップもされないため、一層ゴーストタウンの印象が強まります。
結論
フォレストシティはスマートシティとしてのコンセプトは素晴らしいものの、現状は計画がうまくいっていない様子です。
今後の発展に期待しつつ、現状の課題を解決する必要があるでしょう。
本編では詳しく解説しておりますので、ぜひチャンネル登録よろしくお願いします。