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共感を生み出すbluestudioの「コト・モノ・ジカン」というトータルディレクション、を編む

vol.37 〜ブルースタジオ語録シリーズ第2回〜

今回のテーマは「コト・モノ・ジカン」
この言葉は
ブルースタジオのサービスを、一言で表現している言葉でもあります。

「ブルスタ語録」とは?
リノベーションや建築デザイン、まちづくり、人の暮らしづくりについて、ブルースタジオが独自の表現や言葉を使って伝えてきたものを、より細かく、噛み砕きながら、これまで手がけた作品と共にご紹介していくシリーズです。

ブルースタジオのことを、
よくご存知の方は、
「リノベーションが得意なデザイン設計事務所だけど、まだ何かありそう」
みたいな印象、お持ちじゃないですか?

私はありました!

ブルースタジオに入社する前に、
『ゆっくり不動産(YouTubeの内覧動画番組)』を見て、
「なんだか楽しそうな建物作る会社だな〜」と思っていて、
他の物件と比較しても、
建物だけでは収まらない、
仕掛けみたいなものを感じてました。
そして、この「なんだか楽しそう!」って気持ちは、
どこからくるんだろう?
と常々思っていて。

ブルースタジオに入社して、
漸く分かりました、
この「なんだか楽しそう!」の秘密が。

なので今回は、
この「なんだか楽しそう!」を生み出す、
ブルースタジオの「コト・モノ・ジカン」
という言葉についてご紹介します。

「コト・モノ・ジカン」を分解して
それぞれの役割の一例をご紹介すると、

  • 「コ ト」▶︎ マーケティング、プランニング、ブランディング

  • 「モ ノ」▶︎ 建築設計・環境デザイン

  • 「ジカン」▶︎ プロモーション、リーシング、オペレーション

つまり、
建物をリノベーションするだけでなく、
エリアマーケティングから始まる
建物や地域に対するブランディング、
そして建築設計、
更に、建物が完成してからの
プロモーションやリーシングといった、
マネジメントを指しています。

「コト・モノ・ジカン」という
トータルディレクションを駆使して、
リノベーションや新築設計ができる会社だからこそ、
地域の特徴や需要にあった建物を、
デザインすることができるんだなあと。

そして、
「なんだか楽しそう!」という感情も、
「コト・モノ・ジカン」を総合的に考えるからこそ
生まれてくる感情なんだと気づきました。

団地再生を沿線価値、エリア価値の向上につなげた「ホシノタニ団地」

そもそも、住まいに限らず、
「楽しい」とか「面白そう」って感じる時って、
自分ごととして受け止めたり、
共感しているから起こる感情だと思うんです。

そのまちの特徴や社会課題を、
しっかりとエリアマーケティングして、
どんな建物が必要なのか、実際にまちを歩いたり、
歴史や地形を調べながら、
そのまちに共感を持ってくれる人に向けて
建物をデザインしていく「コト・モノ」のデザインが在るからこそ、
Youtubeで見た時の「なんだか楽しそう!」
という感情に繋がっていくんだと思います。

今から25年前、
当時、築30年ほどの賃貸マンションのリノベーションから、
ブルースタジオは始まりました。

時代のニーズに合わなくなった間取りを、
その時代の場所が持つ価値や、
人々のニーズに合わせてリノベーションし、
更に自分達でプロモーションからリーシングまでを担う。

いつ、誰が、どのような目的で、
その場所を必要とするのかを、
しっかりとエリアマネジメントした上で、
未来の借り手に向けて設計しプロモーションしていく。

この住まいを提供するためのワンストップサービスが、
今もブルースタジオが手がける
全てのプロジェクトに対して施されています。

廃校活用で地域の豊かな社会資源を提供する宿泊施設「ユクサおおすみ海の学校」

モノや情報で溢れる時代に、
いいモノ、価値あるモノは当然埋もれてしまいます。
「ここにあなたにピッタリの物件あります!」と伝え、
その物件を必要としている人に、
「あなたのために作りました!」と共感してもらう、
そして、その物件を手にする人のために維持管理していく。

これからもブルースタジオは、
「コト・モノ・ジカン」をデザインしながら、
あのまち、このまちの
共感が持てるまちづくり」を手がけていきたいと思っています。


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