【No48支えるということが変わる】
現在は、低所得や貧困以外にも、8050問題や、ひきこもり、LGBT、発達障害など、いろいろな人がいる。
経済的問題を解決したとしても、いろいろな人がおり、いろいろな困りごとがあるため、本当の意味では解決に至らない。
今は、困っている人を助ける視点から、いろいろな人の生活を守るに変わってきている。
困っている人を救うでは、そこに至らない人は守られないからである。
人の数だけ問題はあるし、経済的に恵まれていても問題はある。
そういう意味では、ソーシャルワーカーが利用者と地域を支援するという視点は大切だと思う。
たとえ、地域を支援するとか壮大なことはできなくても、誰かを支援する際に、その視点を忘れなければ良いと思う。
街の小さなスーパー、そこをもっとよく見れば、例えば、そこのスーパーが農家から直接野菜を売ることができる取り組みをしているかもしれない。それで地域の人は美味しい野菜を食べられるのだ。もしかしたら、スーパーは高齢者や子ども家庭の御用達のスーパーになるかもしれない。
そういう社会資源に目を向けて、自身から繋がっていくことも必要のように思う。
参考文献
ソーシャルワーカー、身近を革命する人達