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小さなカラフル 最終回

第3話へ

説明「これは音楽を通して気持ちを言葉に変える仕事(架空)をアルバイトでしてる男性がパソコンに触りながら様々なことを考える中で、社会福祉士になるという話。小さなハーモニーが起きる物語です」フィクションです。

音楽を聞いてる方も多いと思いますが、音楽を聞きながら、その時の前向きな気持ちを大切に読んでいただけたらと思います。そしてもう一度、音楽のすばらしさと、人と人との関係を考えてもらえれば嬉しいです。

学生時代に友人と何を話したかは覚えてないというか、その記憶がなくなるのは案外早かった。

それもまた当たり前だとわかる。

今日も外が晴れてて、鳥が飛んでて、花が咲いてて、風が吹いてる。

映画で言うとそれらは背景で、思い出はストーリーだ。ストーリーは重要なんだけど、それらの背景は生きていくのには大切なんです。


外が晴れてたら、自然に誰かにおはようが言えたり

鳥が飛んでたら、なんか後ろ向きな時も、鳥を追って、前へ向けたり

花が咲いてたら、まだこれから大切な人と出会えるってなんか思えたり

風が吹いてたら、青空がそこにあるではなく、ちゃんと動いていて、季節や大切な時間を心に運んでくれて少し幸せを感じるんです。

きっと誰かが悲しんでたり落ち込んでたりした時には、その問題に問題があるわけではなく、周りの環境を変えてあげる方がいいのかもしれない。

って映画を見ていて日常を思い出して、映画の片隅にも目を向けたいと思った。

なぜなら映画は楽しい気分の時にしか見ないから。そういう端っこは見えないんだ。

あの学校の思い出、誰かが作った冗談の物語は楽しかったよ。

楽しかったからこそ、それらのモノの背景にまで目を向けることができなかった。

物語の目次までは見なかった。

あの人は、こんな良いとこあって、だけどこんな悪いとこもある。

別のあの人は、こんなにふざけて誰かを傷つけてしまうとこあるけど、こんなに何かに一生懸命だ。

そんな風に、その人達の長所や短所にも目を向けられてたら、記憶も忘れずにすんだのかな。

モノクロな映画は、小さなワクワク、小さなカラフルによって、景色がそこにあるような映画になる。

誰かの気持ちは言葉にすることで温かくもなるし冷たくもなる。

今回、1人の人を手助けして改めて思ったよ。


最近は、パソコンの勉強もしてるけど、結構参考書の目次とか見るから、そういう風に1日を考えてみた。


そして、そんな端っこも、隠されたモノも見れるような、人のいろいろな面が見れる仕事ってないかなという考えが浮かんできた。

その時、社会福祉士というモノがあることを知る

パソコンの記号で表せない言葉、感情。

パソコンの記号で表せない気持ち、優しさ。

それは当たり前のこと。だけどその美しいデザインの文字や絵で笑顔にできる。誰かを守って笑顔にできる。

だからこそ社会福祉士というのを目指せば、誰かの気持ちもより理解できるし出会う人を笑顔にできる。

そしてITを用いればもっとたくさんの誰かを一度に笑顔にできるのではないかと思った。

小さなカラフルがある世界で、小さなハーモニーを起こしたいと思った。

さぁどんな夢を描こうか?どんな幸せ描こうか?

そんなことを考えて生きていく。

読んで下さりありがとうございました。

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