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君はポテサラが好きか。

私はポテサラが好きだ。居酒屋でもメニューにあると食べたくなる。ただ、きゅうりが苦手なので必ず「ポテサラにきゅうり入ってますか?」と尋ねて、入っていなければ注文する。

いろいろな店でポテサラを食べたが、お店で手作りしているものなら、1つとして同じポテサラはなかったように思う。どの店も具材や味付けにこだわりがあるのだ。

それはお店だけのことでなく、一般家庭にも言える。友達とポテサラの話が出ると、これが結構盛り上がる。皆、じゃがいものつぶし方から、具材は何を入れるか、調味料は何をどれくらい使うかまで、ポテサラには何かしらこだわりがあって、「自分の家のポテサラの味」を持っているからだ。

私も例にもれず、ずっと「自分好みのポテサラ」を追求し続けていた。そして今は「これ」と決まったレシピがある。

ポイントは、じゃがいもをつぶした後、少しだけお酢で味付けすること。先にお酢を入れることで味がはっきりするので、マヨネーズが少量で済む。マヨネーズには辛子も混ぜる。

それから、具材の玉ねぎを少し炒めて甘みを出すこと。さらにベーコンをカリカリに焼いて混ぜる。このベーコンの塩気で味が締まるし、食感も楽しめる。最後に、ゆで卵のみじん切りをさっくりと混ぜる。卵好きなので、これも欠かせない。

「Kaori風ポテトサラダ」の出来上がり!

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ベーコンは「燻製が趣味」の夫が作ってくれることが多いのだが、これがまたいいアクセントになって、一気に大人のポテサラになる。なんといっても酒に合う!(←結局ポイントはここか!)

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食べた人には好評だったが、みんなそれぞれ「自分の家のポテサラの味」を持っているので、やはりこれは私にとってのベストなポテサラだ。やめられない止まらないで、調子のいい時はボウル一杯をペロッと食べてしまったこともある。

ちなみに、このポテサラ、わりと時間と手間がかかるので、時間がない時は簡単に「明太子ポテサラ」を作る。マッシュしたじゃがいもにほぐした明太子とマヨネーズを混ぜ、最後にオリーブオイルと黒コショウを少々。そのままでもいいし、バゲットにのせてもいける。

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余談だが、上にのっているのはブロッコリースプラウトだ。我が家はブロッコリースプラウト信仰が強くて(健康にいいと信じている)、必ず野菜室にあるので、こうやって何にでもトッピングしてしまう。

最近はポテサラの変化球も1つ覚えた。5月にコンビニの雑誌コーナーを見ていたら、『dancyu じゃがいも愛』を発見! 一冊まるごとじゃがいもの話で、ポテサラのレシピもたくさん載っているので迷わず購入した。 

その中で最初に作ってみたいと思ったのが、オイルサーディンを混ぜ込むポテサラだった。キャッチコピーの「白ワインを呼ぶ!ポテサラ」にも惹かれた。早速作ってみたら、これが旨いのなんのって。白ワインはもちろん、酸味が強めの日本酒にも合う。ただ、見た目がビミョーに美味しくなさそうなのだけがネック。(もうポテサラか何かわからんし)

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作り方も簡単で、オイルサーディンの缶詰のオイルにマスタードと赤ワインビネガーを混ぜ、そこにじゃがいもと玉ねぎを和えて、最後にオイルサーディンをほぐして混ぜるだけ。仕上げに黒コショウとオリーブオイルを。すぐできるので、1カ月で3回作った。やみつきになる味だ。

そんなわけで、今はこの3種類のポテサラを「我が家の味」として楽しんでいる。ぜひ他の人の「ポテサラのこだわり」も聞いてみたいものだ。

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