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「マッチ」+「お香スティック」という新感覚のお香を試してみた

お香が好きで、ほぼ毎日のように焚いている。

京都には香老舗がいくつかあるが、私がここのところ気に入って使っているのは「薫玉堂」のもの。

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左が、白檀、沈香、伽羅のセット。右が、ラベンダー、ローズ、ジャスミンのセット。

リラックス、気分転換、集中。
いろいろと自分の状況に合わせて香りを選ぶ。

アロマの知識などあるわけではないので、インスピレーションだ。
好きなのは「白檀」。
でも、一番気合を入れたい時は「伽羅」を選ぶ。

雨の日はなんとなく「ジャスミン」を選んでいる自分に気づく。
理由はわからない。

一昨日、珍しいお香を手に入れた。
実は少し前に、nicoさんの記事で知ったもの。読んで、コメントで聞いたら「ネットでも買えますよ」とのことだったが、調べてみたら梅田大丸の東急ハンズで売っていたので、今度、梅田(大阪)に出る機会があれば寄ろうと思っていた。

一昨日、梅田で友人と会ったので、帰りに思い出して買いに行った。
あるにはあったが、品薄になっていて、「白檀」と「レモングラス」しか残っていなかった。それでも、とりあえずこの2種類はゲット。嬉しい!

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「hibi」という。
播磨地域(兵庫県)にある老舗のマッチメーカーと、淡路島の老舗お香メーカーがコラボして開発した、まったく新しいタイプのお香だ。

何が新しいかというと、このお香はマッチやライターなど「着火道具」が必要ないのだ。なぜなら、「マッチ」と「お香」がひとつになっているから。

パッケージを開けてみると、箱が2つあって、1つには丸いマットが、もう1つには見た目「マッチ」のようなお香スティックが入っている。

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お香スティックを1本取り出し、マッチと同じ要領で、箱の茶色い部分を擦れば火がつく。数秒で炎が自然に消えるので、消えたら黒いマットの上に置く。これで10分間、香りが楽しめるのだ。(写真には写っていないが、実際には煙が上がっている)

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マットは燃えない素材で繰り返し使うことができるし、お香が燃え尽きたらマットの上に残った灰をさっと捨てるだけでいい。
今回はマットとのセット販売しかなかったが、スティックだけでも売っているようなので、今後はスティックだけを買うつもりだ。

試してみて思ったのは、確かに便利!!
着火道具、お香立て、受け皿などを用意していたことを考えれば、とても手軽にお香が楽しめる。これはなかなかいいぞ。
パッケージもかわいいから、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそう。

香りは、というと、メーカーによって結構違いがあるのだが、「hibi」はどちらかといえば「甘め」かもしれない。「白檀」と「レモングラス」の2種類しか試していないので断言はできないけれど。
お香部分には天然のハーブオイルを使用しているとのこと。
「レモングラス」は初めてだったが、清々しい香り!これは集中よりリラックス系だなぁ。

ちなみに「hibi」は、メーカーの着想から実現まで、開発に3年もかかったそうだ。そういう裏話を聞くと、また違った愛しさがわいてくる。

★Special Thanks★
nicoさん、素敵なものを教えてくださって、ありがとうございました!


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