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【医療】注目!ヘルスケア産業の市場規模

ヘルスケア産業の市場規模は、100兆円と言われている。ここでどうビジネス、どう貢献するかは、この時代に生きる我々の使命ですね~

市場規模やデジタルヘルスの成長、ベンチャー投資などを紹介します!

1.市場規模

みずほ銀行産業調査部によると、国内の医療サービス市場(国民医療費)のみで43.4兆円(2018年)を計上。政府推計に基づき試算すると、2040年にはヘルスケア産業全体で100兆円超の市場規模となる見込み!

出典1:みずほ銀行

2.成長は医薬品・医療機器からデジタルヘルスへ

 医薬品産業の国内市場規模は、薬価改定の影響を受け2017年以降減少基調で推移。医療機器産業は微増で推移しているものの、診断機器市場は縮小基調で推移
 このような中、日本の医療資源偏在の課題解決にも資するデジタルヘルスは今後安定的に市場が拡大する見込み
 データ活用、規制緩和が進めば、さらに市場の拡大スピードが加速すると期待される

出典1:みずほ銀行

3.ベンチャー投資

海外のベンチャー投資の3割がヘルスケア関連。1位のソフトウェア(502億ドル)に続いて2位がヘルスケア(465億ドル)であり投資マネーが流入している。

出典2:pitchbook-nvca venture monitor

4.GAFAなどの参入

米国や中国を中心に医療分野においてデジタライゼーションが進展。顧客基盤(接点)とデータ分析技術に強みを持つグローバルIT企業がヘルスケアサービス分野に参入する動きが続く

出典1:みずほ銀行

5.最後に(医療費削減も重要)

国民の健康状態が動態的に変化する(例:X歳のがん発生率:a%(2000年)→b%(2020年)ことを前提とした新たな分析(内閣府ImPACTプロジェクト東京大学橋本英樹教授)を活用。各疾患分野における予防対策を行った場合の60歳以上の医療費・介護費を試算(下記)。
これに加えて、高齢者の健康度が向上すれば、間接的なインパクトとして、労働力と消費の拡大が見込まれる。(最大840万人、1.8兆円/年(2025年)拡大)(粗試算))。

ヘルスケア関連の市場規模=国民の負担になります。個人としてビジネスとして予防にも注力し医療費を削減することで持続可能な医療制度を維持したいですね。

出典3:経済産業省

今回は以上です~

今後もヘルスケア関連をnoteしていきますので、フォローよろしくお願いいたします!


出典1:みずほ銀行                              ヘルスケア~医療のパラダイムシフトを見据えた日本のヘルスケア産業のとるべき方向性~
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/1065_09.pdf

出典2:pitchbook-nvca venture monitor
出典3:次世代ヘルスケア産業協議会のこれまでの成果等 - 経済産業省https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/2018.3_katudoujoukyou.pdf


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