blueMidnight

ソフトウェアエンジニア / 組込み / AI / ブレイン・マシン・インターフェイス …

blueMidnight

ソフトウェアエンジニア / 組込み / AI / ブレイン・マシン・インターフェイス / 計算論的物理学(シミュレーション仮説)と量子神経科学(変性意識・超心理学・ヨガ・チベット密教・瞑想等)の統合理論を研究。ゼータ関数や保型形式等の数論をツールとして用いる。

最近の記事

人は飛ぶ。大切な人ほど。

振り返ればことごとく女性(あるいは自分のリビドー)に翻弄される人生だった。 自分の中に軸はない。満たされて安定した状態では、決めた道を前に進む事が出来る。 しかし外乱が入るとそれに抗えない。マインドが不安定になるのを抑える事が出来ない。 マインドが荒れ狂っている時ほど、観察が重要になる。 内的世界がこの世の全てならば、そこに全ての答えが隠れているはずである。 外に目を向けて探す必要はない。 重要なのは現象そのものではなく、心がどう動いたかである。 現象はディスプレイ、心の動

    • 遠隔視がなぜ可能なのかを実験的に証明する

      以下の文章は現時点ではScience Fictionですが、超弦理論等の既存の物理理論を組み合わせて考えた仮説です。50年後にはScience Factになっている可能性もゼロではないと思っています。 BCIは脳とネットあるいは脳とAIを接続する技術である。勿論その他にも様々な利用例が存在する。インターネットはデータを光の速度で転送する事で、物理限界近くまで移動速度を加速させる。あるいは人の体感として同時に存在できる空間範囲を加速度的に拡張させた。月と地球を光回線で繋ぐと1

      • 臨死体験と事象の地平面

        概要:死後の世界あるいは集合的無意識に関する量子情報論的枠組みとして銀糸仮説(silver cord hypothesis)を提案する。銀糸仮説はブラックホールにおける事象の地平面と脳が量子もつれで繋がっているという予想である。銀糸仮説はホログラフィー原理を前提としており、観測可能な物理空間が事象の地平面における量子計算の副産物であると捉える一種のシミュレーション仮説でもある。これはまた映画マトリックス、プラトンの洞窟の比喩や仏教的無常観の素粒子論的焼き直しでもある。 蘇生

        • Back to the Futureのデロリアンはなぜ実現しないのか。

          Back to the Futureを見直した。スクリプトも構図も素晴らしい。ロバート・ゼメキスが抱いている戦後の強いアメリカに対する一種のノスタルジーを感じる。この人がフォレストガンプの監督であるのも納得である。どうやっているのか分からないが、プルトニウムから1.21 GWの電気エネルギー(正しくは電力)を取り出す反応炉をデロリアンの筐体の中に収めてしまうだけでも相当な発明なのだが(普通の蒸気タービンなら原子力潜水艦くらいの大きさにはなる)、時速88マイルに到達し青い閃光を

        人は飛ぶ。大切な人ほど。

          円周率の検索エンジン

          大枠の研究テーマを決めた。ゼータ関数を使って円周率から素数や自然数を取り出せるように、シェークスピア全巻をASCIIコードに変換したものを何らの演算を使って円周率の中から検索するアルゴリズムを研究する。シェークスピア以外にもスターウォーズDVD全巻やヒトのDNAやディラック方程式やプロカ方程式の解(物質や力の発現)を見つけられないだろうか。これらは全てシュレーディンガー方程式の時間発展、あるいは時空のプランク格子を伝搬する因果律として記述され、時空内のどこかの領域に存在してい

          円周率の検索エンジン

          独自の用語説明

          自分の頭の中での理解なので数学的な厳密性を欠いていたり、間違っていたりする事もあります。基本的には厳密性よりも分かり易さを優先しますが、自分が誤解していたり、人に誤解を与えるような根本的な間違いがあれば適宜修正します。 (数学系) ゼータ関数:円周率と素数とを結びつけるもの。無限級数(無限に続く掛け算)の形式をとる。 超越数:円周率πやネピアの定数eなど、方程式の解として求められない数。√2なども無限に続く数(無理数)ではあるものの方程式の解として求められるので超越数では

          独自の用語説明

          ブレインテックとチャクラの開発

          脳とコンピュータを繋ぐデバイス(BCI)が普及すると就寝や食事・旅行・身体を使うスポーツ以外では仮想現実(VR)の中で過ごす時間が多くなると予想される。テレビやPC・スマホを使っている時間がそのままVRに置き換わる。家族や恋人・友人すらアバターに置き換わるかも知れない。映画・アニメ・ゲームの制作会社はVR空間での体験を売る事に事業転換しているはずである。物理空間と異なり人為的に作られた仮想空間の中で過ごす時間が多くなると、明晰夢と仮想空間との違いが比較されるようになると思う。

          ブレインテックとチャクラの開発

          先祖の守護霊について

          一人一人の人間には先祖の守護霊が付いていると良く言われる。デバカンと言えども完全なる休息とはいかなそうである。自分の祖先の多くが涅槃に入り人間の進化段階を終えているとは少し考えにくい。もしこれまでに死んでいった人類の半数以上が涅槃に入ったのであれば、地上の人口は常に減少傾向にあるはずである(そう考えると少子高齢化は経済発展から精神発展への社会的シフトとも捉えられる)。人口増加は人類が集団的に涅槃から遠ざかっていることの反証ではないだろうか。ともあれ、涅槃に達していない進化段階

          先祖の守護霊について

          無限という公理

          イギリス経験論の哲学者デビッド・ヒュームは絶対的知識は数学のみにしかなく、物理学などの実験科学の知見は蓋然的(probableな)知識であると指摘した。物理学を始めとする科学一般の概念あるいは観念とは、感覚器官を通して生じる印象から作られたものであり、感覚器官から得られる情報の絶対性を担保するものが何もないと言ったような議論だった気がする。例えば地球は平坦ではなく球体に近い事を論理だけで証明する事は出来ない。それ以前に地球というものが存在している事すら、論理的に証明するのは不

          無限という公理

          物理戦争・サイバー戦争・大量洗脳兵器について

          幸いな事に火薬や原子力を用いた大量破壊兵器による大規模な世界戦争は半世紀以上起こっていない(少なくとも民間人が知り得る情報の範囲内では)。航空機爆撃による兵器工場の破壊活動は、スタックスネット型ウィルスをコンピュータに感染させるサイバー攻撃に取って替わり、マルウェアで制御システムそのものを乗っ取り不可逆的機能停止に陥らせるというスタイルに変わった。つまり何らかの損傷が顕在化するまで仕掛けられた側が攻撃に気付かない可能性すらある。非常に楽観的なものの見方をすれば、抑止力としての

          物理戦争・サイバー戦争・大量洗脳兵器について

          ブレイン・マシン・インターフェイスの根本的限界

          ジパングを観て、太平洋戦争時にもしイージス艦があったら 世界はどう変わるのかを考え、 もし自分が未来を知っていたら、どう行動するかを考え、 結局自分は何のために生きているのだろうと、がっかりした。 未来や秘匿情報はブラックボックスである。 無知な人はそれを推定するしかない。これは逆問題を解く事に相当する。 未来や内部情報を知っている場合、膨大な可能性を考慮する必要はなく、 点と点を結ぶだけなので意思決定は非常に楽になる。 順問題を解く計算量で済むからである。 犯人を最初か

          ブレイン・マシン・インターフェイスの根本的限界

          自然言語とプログラミング言語の違い

          プログラマをやっていると、特にコードや数式を読む思考回路で普通の文章を読んでいると非常に冗長に感じる事が多くなってくる(ただ単に歳を取って長い文章を読むのが辛くなって来た事の言い訳に過ぎないのかも知れないが)。自然言語とプログラミング言語(法律や数学も含む)の大きな違いは、Read/Writeという機能の違いにある。Read言語は伝達のため、Write言語は操作のために作られている。数式、プログラム、法律のような操作言語で書かれたものには、まず仕様とも言えるような明確な目的が

          自然言語とプログラミング言語の違い

          カルマの算出法

          「君の名は」という映画の中では、ある日目が覚めた時に、高校生男女の身体が時代を超えて入れ替わっているという設定がされている。タイムスリップ✕男女入れ替わりという2つの要素が入っている。もしこの身体の入れ替わり(タイムワープと呼ぼう)が年齢が違う同じ人間に起こったらどうなるだろうと考えてみた。ある日目が覚めると、高校生の自分と中年の自分が入れ替わっている。高校生は未来に、中年は過去にタイムスリップするのだ。 まず高校生の自分(ブルーと呼ぼう)に取ってみればこれは最初の体験だが

          カルマの算出法

          無上瑜伽タントラについて(チベット密教)

          人間が死に至る時、肉体や幽体などの物質は粗雑なものから繊細なものへと順番に分解される。最後に残るのが最も繊細な意識とカルマである。肉体と幽体が分解される際に、エネルギーはチャクラに集まる(戻る)。瞑想修行を極めると、精神を統御する事で自らの意思でエネルギーをチャクラに集められるようになる。これは死に際に肉体と幽体が分解するプロセスを模倣したものである。自らの意思で統御しているため、肉体や幽体は形を保ったままでいられる。最も繊細な意識の状態では、魂の最も深遠な部分を捉える目が見

          無上瑜伽タントラについて(チベット密教)

          生命進化の偶然性に対する反証

          生物進化の歴史においてDNAの組み換えはランダムではなく一定の選択圧の下に行われてきた。こうした選択圧の発生に決定的な影響を及ぼしたイベントには自己増殖作用、代謝・エネルギー産生、感覚器官の発達、運動器官の発達、神経系の発達などの基幹機能の発生がある。これら選択圧発生のトリガーになる遺伝子改変が完全にランダムに起るという仮定の下、人類発生までにどのくらいの時間を要するのかを計算する事で、重要なDNA進化が偶然性に支配されているのか、あるいは何らかのアルゴリズムないし設計思想の

          生命進化の偶然性に対する反証

          知能拡張(Intelligence Augmentation)について

          数学の魔術師ラマヌジャンは毎朝起きた時に6つから8つ程度の定理を思い付いていたとされる。それらの定理の着想をどこから得たのかと聞かれれば、夢の中でナーマギリ女神が教えてくれたと答えていたらしい。敬虔なバラモン教徒らしい返答だが、こうした体験は誰にでも起こりうる。ラマヌジャンが寝ている間になぜ様々な公式を発見出来たのかと言えば、それは単純に夢の中でも考えていたからである。夢に出てくる程、数学に夢中だったからというのが本当のところではないだろうか。人間の思考はその一部しか意識化出

          知能拡張(Intelligence Augmentation)について