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野犬生まれ・保護犬子犬と過ごす日々。 age:11months【ドッグラン・預かり】

詳細は来月書きますが、この度子犬は東北から関東への脅威の車移動:夜間の下道9時間(往路)×昼間の高速5時間(復路)をやり遂げました。
飼い主もめげるくらいのその距離を、酔いもせず吐きもせず、粗相もせずに乗り切った子犬に拍手!
車移動のポテンシャル高っ!
元々犬飼いだった実家の私の母が、子犬の来訪を大変喜んでおりました。

帰りはさすがに飽きてブタ化してた。笑



◯ドッグラン

平日のSA併設ドッグラン(ほぼ他犬いない)で肩慣らしを終えた子犬は、いよいよ休日SAと有料ドッグランでの社交デビューを飾った。
まずは休日SA。
1歳になったばかりくらいのミニシュナさんが入ってきてくれた。
リード付けたままご挨拶して、大丈夫そうですね、ということで解放。

感涙…!

遊んでいる!
これがいわゆるワンプロってやつか!
追いかけっこしたりアグアグしたりしながら、押しつ押されつ遊んでいるではないか。
社交性もあるのかい、子犬ったら。
ちなみに散歩中に他犬に会うとビンビンに引っ張って二足歩行になるので、どんな勢いで遊ぶんだと心配しましたが、フリーになるとちゃんと間合いを見極めるようで安心した。
体感で10分ほど元気いっぱい遊んだ後は、お互い付かず離れずウロウロしたり、新しい子が近付いてくると『来る⁉遊ぶ⁉』とふたりして連れ立ってフェンスに向かうので、飼い主達はほっこりだった。

ただ、同じドッグランに平日夕方に行った日。
5ヶ月のシュナさんと遊んだ時はやり過ぎてしまい、飛び越えたり乗っかったり、しまいにはキャン!と鳴かせてしまい、お縄となった。
興奮が高くなると、当たり前に私の声も届かないし、ハーネスを掴むときっちり反抗してきた。
このやろっ!

そして、満を持して有料ドッグラン(平日)へ。
先にいたのは、5ヶ月の豆柴ちゃんと、1歳のゴールデンさん。
こちらもなかなか楽しんでいた様子。
そして面白いのは、1時間弱遊ぶと疲れるのか飽きるのか、子犬なりに『もう満足』となると、出入り口付近を彷徨くことが分かった。
呼ぶと戻ってくるけど、チラッと視線を送りながら何度も出入り口に行く。
リードを付けられる間もジッとしてるところを見ると、帰ろうと言っているよう。
キミ、帰り際まで決められるの??

森を歩けるドッグラン。
呼ぶとちゃんと待ってる。


◯一時預かり

夏に地域の仲間と5家族くらいで泊まりに行く。
人数多いし、他家族の子どもがいるし、日中は海だし、近くで花火上がるしで、子犬同行を何度も検討したけど、やっぱり無理だなとなった。
どこか、子犬を一泊預かってくれるところを探さねばならぬ。
我が夫が旅行の幹事なので下見に行った際、道中にドッグサロンがあることに気が付いて、飛び入りで話を聞きに行った。

こーこーこういうわけで、一泊預かってもらえませんか、と。

そこはとてもちゃんとしたところで、一泊するのはいいけど、まずは犬自身の様子を見ないといけないし、急に一泊というわけにはいかないから、それまでに最低3回は一時預かりを利用してほしい、と。(本当ならシャンプー等のケア込で預けてほしかったはず)
なるほど。
そりゃあそうだ。

サロンから漂う他犬の匂い&吠え声と、オーナーさん(ジャガー横田さん似)の犬慣れした雰囲気に乗って、尻尾を振りながら軽く吠えながら毛を逆立てるという感情振り乱し犬と化した子犬。
オーナーさんは『明るいね』と撫でてくれて。

明るい…!

そしてワフワフ吠えるのを見て『勇敢なところもあるね』と。

勇敢……!

子犬の今までの代名詞といったら『内弁慶で優しい』だったわけだけど、1歳を前に新たに加わりました。 

子犬。
内弁慶だけど優しく、明るく、そして勇敢です。
そして天才。飼い主談。
(のちの預かりで、勇敢だけど別に周りには相手にされないことが判明。大笑)

そんなわけで子犬、去勢手術以外で初の飼い主と離れ預かりへ。
初回は、2時間。
秋田犬さんと遠吠えの練習したり、小型犬さんと遊んで、しつこくして怒られたり、シュンとしたのにすぐ立ち直って遊びに誘ったりしてたらしい。

そして、その夜。
なんとしっかりめの下痢……。
ストレスなのか、預かり中にもらったおやつ(初の鹿肉ジャーキー食べてた)なのか、はたまた別の原因か。
後に少し関わったドッグトレーナーさんにストレスですかね、と状況を話したら、『おやつ食べられてたくらいならストレスだけではないかも…。下痢になるくらいのストレスなら隅っこに隠れるとか怯えて遊べないとか』と言っていた。
実は行く前にやや軟便気味になっていたので、おそらく疲れでそれが悪化したものかと。
3日ほどで治った。
その後も2回、3回と預けて、一泊を目指すのでした。

菜々緒のマネ。美脚&美尻。


◯その他のご様子

そんな忙しない生後10ヶ月の1ヶ月間を過ごした子犬。
あれよあれよと世の中は夏へと季節を進め始めた。
夏生まれの子犬の、初めての夏。
換毛は無事ほぼ終えたけど、さて暑さに強いのか弱いのか。

あちこち出掛けるようになって車移動が増えたので、かなり車に乗るのには慣れた。
放っておけば少し落ち着いて寝たりもするようになった。
そして、車のドアを開けると飛び乗れるようになった。
どうやら車移動は好きらしい。
ちなみに恐らく降りるのも自分で出来るんだけど、小さい頃に抱っこで降ろされていたからか未だに自分では降りれないと思っていて、降りるのは抱っこスタイル。
ドッグランなど楽しいのが分かっている場所に着くと早く降りたくて『はやく抱っこ!』と飛び付いてくる。
そして、飛びつきの勢い余って、子犬の爪によって私は耳を負傷した。


◯初爪切り成功


記念すぎる…!

耳を負傷したので、絶対切ってやると気持ちが固まった。
今まで実は、何だかんだ月イチ位で通院の予定があって、爪切りは病院に頼りきりだったのだ。
記事を遡ってもらうと分かるように、病院で教わって、実際にやらせてもらったりもしたけど、なかなかね。こう、家でやるタイミングがね。

そんなわけで、耳負傷の日。
気持ちは固まってる時が行動のタイミングである。
ちょうど子犬もランで遊んで(前述のミニシュナさんの日)とろんと疲れている。
ためしにスルリと近付いて、ゴロゴロしてる子犬の後ろ脚を持ってみた。
『なに?』と振り向くけど、特に気にせずゴロン。
いいんだ…?と一本パチンと切ってみる。
『えっ、なに?』と振り向くけど、やはりあまり気にせず。
一応少しおやつをあげつつ、噛む玩具も近くに置いたけど、さほど押さえる必要もなく後脚すべて爪切りが完了してしまったのでした。
なんだったんだ…。いいのかこれで…。
さすがに前脚は反応が強めだったので、この日は後脚のみで終了。
しかしその数日後、やはり運動後のトロンと疲れている時に、噛む玩具でかわしつつ前脚も成功。
成功したのだけど、翌日片方の狼爪が変な欠け方をしてたのて切ったら出血してしまった。
血はすぐに止まったけど、こんなこともあるのだなと止血剤もすぐに購入した。


◯体重測定

正確な日にちは覚えていないのだけど、なんか胴回りが急にデカいなと思って測ったら。
17.8kg あった。
あれ?
こないだまで17kg位だねって話になってなかったか。
順当に増えているなら良かったんだけど、ここ1ヶ月以上変わらなかったら体重が急に増えたので、これはごはん量が多いな!と判断。
去勢手術後のホルモンバランスの変化が効いてきたのかもしれない。
改めて夫婦でごはん量を見直し、子犬の様子と併せて現在調整中。


キレイな夕日を車から見るのは内弁慶で優しくて明るくて勇敢な子犬。


もうすぐ、1歳です!


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