The notebook.
泣きじゃくる事でもなく、ただ今日でこの人を見るのは最後なんだ。って君を目に焼き付けるので必死だった。いつもは見送ってくれないのに、新幹線の外でずっと手を振ってくれる君の姿を最後に溜め込んだ涙が溢れて、君を好きになれた私も君に好いてもらった私も君の特別になれた私も君を特別に思えた私もどの私も世界で1番幸せだったなと感じた。喧嘩しても、嫌な所が見えても、そこですら愛おしく思ってしまって、二十歳だしまだまだ人生経験ないけど、この人とずっと一緒にいれたら幸せなんだろうなって思っても、