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The notebook.

泣きじゃくる事でもなく、ただ今日でこの人を見るのは最後なんだ。って君を目に焼き付けるので必死だった。いつもは見送ってくれないのに、新幹線の外でずっと手を振ってくれる君の姿を最後に溜め込んだ涙が溢れて、君を好きになれた私も君に好いてもらった私も君の特別になれた私も君を特別に思えた私もどの私も世界で1番幸せだったなと感じた。喧嘩しても、嫌な所が見えても、そこですら愛おしく思ってしまって、二十歳だしまだまだ人生経験ないけど、この人とずっと一緒にいれたら幸せなんだろうなって思っても、世界で一番好きな人とはやっぱり上手くはいかないのかな。別れる前に私たちってそれだけの関係だったのかな。と彼に言ったら、本気で好きだったからそんな事言われるのすごい嫌だって怒っててその言葉を思い出してまた泣いた。
君は自己中で我儘でせっかちで自分をコントロール出来ない時があって、悲しい事があると自暴自棄になって現実から目を背けようとする。論理的妥当性よりも感情を重視するから人の長所ばかり見て失望したり、誘惑に弱くて自分を律するのが苦手だから色んな事に騙されませんように。もう誰にも何も隠す事無く君らしく人生を楽しんでいけますように。バイクで事故に遭いませんように。
私とは正反対の性格で毎日人生とは何かと考えてる自分に一度しかない人生を愉快に楽しんで日常生活そのものに楽しみを見出す事を教えてくれて感謝してる。もう直接は言えないけどここ半年本当に人生で1番楽しかったです。私に無い部分を補ってくれて、君は素敵な人だったし私が素敵な人だって事も教えてくれて成長できた。何回かさよならしても何やかんや惹かれあって本当は今でも出逢った頃に戻って最初からやり直したいけど、お互い今じゃなかった。いつかまたお互いに素敵な出逢いがありますように。
運命の人ならまた何処かで会えますか。
何年付き合ったからとか付き合った年数や時間とかは関係ない気がします。1週間でも1ヶ月でも3ヶ月でもどれだけ好きになれたか、愛せたかだと思います、
美化したくないけど君との思い出は美しかったです。有難う。

お互い幸せになれますように。

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