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何もない? ~起点はいつでもそばにある~

「私には何も取り柄がないから」
「俺にはこれといって特技はないからなぁ」
「特にやりたいことはないし」

時折、こうした言葉を耳にします。

ただ日常のちょっとした不満を言いたいだけなら、
その言葉を口にすることで少しでも気が晴れるなら、
現状に取り組むだけで精一杯の自分を慰められるなら、

そうやって言葉にすることもイイことだと思います。
今ある日常を大切に生きることは人生の基本だと感じます。

ただ・・・もし。

もし心のどこかで、
「今の自分を変えてゆきたい」
「何者かになりたい」
「私には○○があるという自分になりたい」
と思う気持ちがあるのなら・・・

『自分の未来の起点は、いつでもそばにある』

ということを知っていて欲しいと思うのです。

「何かをやらない言い訳」は無限大に唱えることができます。
環境のせい、誰かのせい、お金のせい、時間のせい、年齢のせい・・・。

何かを始めるのに、100%のお膳立てなどありませんし、
その必要もありません。

必要なのはただ一つ
『あなた自身が行動する』
ということだけです。

それは今すぐにでもできることです。

今何かに少しでも興味があれば、
それについて【調べてみる】。
それに関する集まりや場所に【出かけてみる】。
それを実際に【学んでみる】。
などなど・・・

【行動する】ことによって、
少なくとも「何もない」という今までの延長上にあったかも知れない自分を「少し変えること」ができます。

例えそれがこの先続かなかったとしても、
何も行動しないよりははるかにイイ。

『自分の未来を変えようと行動する』ということ自体が、
次へ次へとチャレンジする原動力となるからです。
たとえ、それがちょっとした小さなことであっても。

仮に「興味があるものが何もない」という人は、
それこそ色々なものに目を向けてみるのが良いと思います。
そういう場合、ネットはあまり有効ではありません。
コレといったものが無いから検索しようがないのです。

私はとりあえずお出かけしてみるのをオススメします。
その時のコツは「周りをよく見る」ということ。

お出かけしてもズッとスマホを見ていたのでは意味がありません。
外の世界に自分をオープンにすることによって、
自分の知らない様々な情報が入ってきます。

もしかしたら、それがこの先の自分を開発してゆく「きっかけ」になるかも知れません。

あなたの未来の転機。
その【起点】はいつだって、あなたのすぐそばにあるのです。

2022年6月30日
小幡良祐

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