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🌟お気に入りのピアノ小品について紹介しています!自分で演奏した動画とセットです🎹 また、ピアノ練習日記など音楽関連の記事をこちらに入れています🖋
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#日記

続・「個性」の種

 自分が「好きだなあ」と思ったモノ・コトがあっても、それを外に出すことに抵抗がありました。だって、好きだと思っているのがもしも自分だけだとしたら、自分って変じゃない?そうだったら恥ずかしい。だから、出すのがこわい!  でも・・・その感覚こそが、実は「個性」と呼ばれるものなのかも?  「にじみ出る個性」を、さまざまな人や物事から感じて、いいなあ〜と思っていた去年の夏。その頃わたしの個性の種は、まだ眠っていたと思います。でも、その辺りから少しずつ少しずつ、根を伸ばし始めてはい

幅広く学んだ2022年(ピアノ練習日記)

 2020年春、コロナがきっかけで、こつこつ基礎練習するようになったピアノ。ツェルニー30番と、バッハのインベンション15曲が弾けるようになった辺りから、憧れているだけだった曲にも徐々に手が届くようになり、欠点だったミスタッチの多さもずいぶんと改善されました。そして自分に弾ける範囲で、埋もれがちな、でも素敵な小品を動画にして投稿するまでになりました。  そこからもう少しで、なんと3年です。今年は動画をあげるのはTwitterにとどまり、きちんと編集してYoutubeに投稿

ようやく追いついた(ピアノ練習日記)

 過去にステージで弾いた曲、今ならもう一度、ちゃんと弾けるようになるかもしれない・・・という気持ちがわいてきました。  子どもの頃は1年の大半が発表会とコンクールに向けた練習でした。当然、コンクールの曲はとても難しくて、今は覚えていないし、楽譜があったとしてもすぐには弾けません。あの頃の曲を弾くことはもうないだろう、と半ばあきらめていたのですが・・・。  きっかけは、土日にピアノを弾くときの、指慣らしの練習曲をどうするか、と考えたことでした。いま、ツェルニー50番の練習

指をバタバタさせない!(ピアノ練習日記)

 相変わらずマイペースでピアノを弾いています。だいたい朝10分くらい、仕事終わりに30分くらい・・・のつもりでいるけれど、大抵オーバーして45分くらい弾いています。  この夏は、弾き方、特に鍵盤を弾くときのタッチが変わってきました。  きっかけの1つ目は、7月に開催された「フォルテピアノ・アカデミー」の聴講です。  フォルテピアノというのは現代のピアノの原形となった楽器で、18世紀ごろに発明され、クラシック曲の時代分けでいうと「古典派~ロマン派」の時代に普及し、使われてい

憧れのツェルニー50番(ピアノ練習日記)

 昨日、仕事しに行ったら、思うほど自分の体調が戻っていないことに気づきました。お医者さんでもらった薬、飲み終えたのになあ~。回復力が弱まってるのかな?意識して大人しく過ごさなくては・・・。 でも、ピアノを弾いていると楽しいから、体調がどうのこうのとか、吹っ飛んでしまうんですよね。  3月はバタバタして全然だったけど、4月からはちょこちょこ、練習できています。わたしは基本的に仕事場のピアノを借りて練習しているのですが、今回、異動先に置かれていたピアノのメーカーがカワイだった

チョコレートとロマン派と(ピアノ練習日記)

 今年はバレンタインデーに、職場の人にチョコレートを配ってみました。人数が多くて全員にはまわらなかったけど。個包装になっているものを1個ずつあげただけなので、プレゼントというほどでもなかったのだけど・・・思いのほか好評で、あとから何人もに「どこのチョコ?」と聞かれたのが嬉しかったです。これ↓  作曲家のエリック・サティからとった名前のチョコレート屋さんです。これは自分用に買ったものです。ちなに隣の緑の箱は、デメルのトリュフ。デメルはバレンタインの時期に1つは欲しくなります。

ショパンコンクール・感想

 今月は自分の練習をする時間はあまりとれませんでしたが、ショパンコンクールは、気になるピアニストの演奏をちょこちょこ聴いてました。  7月の予備予選の時点で気になっていたピアニストが何人かいて、その中で三次予選まで進んだのが、イタリアのMichelle Candottiと、スペインのMartin Garcia Garciaでした。ガルシアさんはステージを進めていくごとに多くの人々にその魅力が伝わっていき、ファイナルでは第3位に輝きました!素晴らしいですね。  そして、ミシェ

オルガン体験記

 素敵だし憧れるけど、自分の人生には全く関係ないだろう。そう思っていたことが、何かのきっかけで突然身近になることって、たまーにありませんか?  私は先日「パイプオルガン」を弾きました。大きなコンサートホールの壁にまるごとくっついている、あの楽器です。  調べ物をしているときに偶然、とあるホールの「オルガン体験講座」のお知らせを見つけたんです。しかも受講者の募集条件に、たまたま自分が当てはまっていたので応募したら、当選の通知がきて・・・。本当にびっくりです。  去年から独

踊りだす指先(ピアノ練習日記)

 3月にバッハのパルティータを集中練習していたあたりから、ピアノを弾く自分の指の動きが、ちょっと変わってきたな?と感じるようになりました。どう変わったかというと、1本1本の指が独立して、それぞれが役割を意識して働いてるような感じなんです。  以前は、こんな表現をしたい・・・という、楽曲分析にもとづいた「意図」さえあれば、イメージに近づけると思っていたけど、それだけじゃ無理ということがようやくわかってきて、物理的な指の動かし方として、どんな動きが必要なのか?ということを、冷静

バッハ:パルティータ第2番より

秋から少しずつ練習していた、J.S.バッハ:パルティータ2番の中から、「ロンド」「カプリッチョ」を弾きました。 自分なりにピアノと向き合った、この1年間のまとめ…とも言えそうです。お聴きいただけたら嬉しいです😌 🎥YouTube 以前も書きましたが、マルタ・アルゲリッチのこの2曲の演奏が、すっごく好きなんです。でも彼女の演奏、ものすごく速いんです。 憧れて真似してみたけど、どうしても無理している感じが出て、ボロボロ崩れるばかり…。それよりかは、落ち着いて弾ける速さで、ひ

スケールとアルペジオ(ピアノ練習日記)

 3月も半ばを過ぎました。早いですね!  ついつい、1年前と比べてしまいます。あの頃は、思いがけずたくさん自由時間ができて・・・そこから、ピアノを弾く時間が増えていったんでした。 (今は状況が全然違って、仕事で毎日、頭をひねって何かを考えている感じで・・・最近は、30分弾ければいいほう!)  ツェルニーの40番という練習曲集を夏頃からずっとさらっていて、いま7割くらいまできました。ツェルニーの曲は好き嫌いが分かれるみたいですけど、私は好きです。まず曲の雰囲気が上品で、整って

ジャズハノンふたたび(ピアノ練習日記)

 以前、ジャズに興味を持って「ジャズハノン」という教本を練習していたのですが、この頃はバッハとツェルニーにはまって、すっかりなおざりになっていました。   しかし先日、1年前にアップしていた、ジャズハノンの演奏動画にコメントをいただいて・・・嬉しかったんです。それがきっかけで、途中になっていたけど、また取り組んでみようかな?という気持ちになりました。  久しぶりに楽譜を開き、最後まで一度目を通して弾いてみました。♭や♯や♮がいっぱいついている和音ばかりで、読みにくくてしょう

ショパン=リスト:春

 1年後にはもう、この忙しさもすっかり通り過ぎているはず…!なんて、ものすごく先のこととか考えています。 今はただ、一日一日を乗り切るのに必死です。  今月をどう過ごそうか?って考える余裕も、自分の誕生日にゆっくりと思いを馳せる余裕も、ちょっとありません。  それでも、何かやりたいなぁという気持ちだけはあり、先月半ばからちょこちょこ練習して録ってみました。ショパンが作った同名の歌曲を、リストがアレンジした「春」という曲です。子どもの頃からのお気に入り。  シンプルだけれ

基礎を見直した2020年(ピアノ練習日記)

 クリスマスに「主よ、人の望みの喜びよ」を弾いてみました。  24日の朝、急に弾きたくなって、でも手元に楽譜がないのでimslpからDLしたものをコンビニで印刷し、職場に持っていきました。  仕事を終えてから15分くらい練習して、その後何度か撮ったうちの、最後のテイクを動画にしました。  この曲は高校生のときに、クリスマス会で弾いたものです。もう15年以上前ですね。  当時の私の技術からすると難易度高めでしたが「クリスマスにこれを弾きたい」と先生に持ちかけたら、すんなりとO