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富士山登頂への道【準備編】

aosagiさんの富士登山の記事に刺激を受けて、いつか富士山登ってみたいと思っていたので、世界遺産10周年でちょうど良い機会だと思って挑戦する事にしました。

日本の最高峰に素人が一人で行くのは若干の不安があります、ここは冬の富士山を登頂している山登りベテランである次兄を誘って二人で挑戦する事にしました。

まず、ネットで情報収集して必要なアイテムを揃えていきます。

この辺りが、旅の一番楽しい所ではないでしょうか?

お金には限りがあるので、近所の中古品店(セカスト)やアマゾン最安値の商品(全て3千円位)を揃えました。

それっぽい装備(計1万円)

ドラクエで言うと、ひのきの棒、布の服、皮の盾といった感じです。

しかし、底の厚いトレッキングシューズは、石に躓いても踏んでも痛くないし、トレッキングポールは膝への負担軽減、登山用リュックは山小屋に1泊するので、30~40Lは必要との事。

最弱装備ですが、これらがあって本当に助かりました…

ワークマン女子で購入

前回の記事でも書いてましたが、クライミングパンツは必須です。綿のパンツだと汗をかいて動きにくくさらに汗が渇いてから冷えますので。

着替えは、ランニングシャツや長袖、手袋など趣味のランニンググッズがそのまま使えました。

山小屋で充電は500円/回と聞いたので、モバイルバッテリーを購入しました。

給水バッグ(100円)

そして、山頂でペットボトル500円なので、カラビナ付きの給水バッグ2つ(600ml)を100均で2つ購入してリュックに忍ばせておきました。

ペットボトルで持ち運ぶよりも、形状がリュック内で自由がきくのでパッキングが楽との事です。実際に楽でしたので、これはおススメです。

ご来光を見る時に必要な、朝方の登山に備えてヘッドランプも、100均で購入しました。

後は救急セット日焼け止め虫よけ、山小屋の布団にダニがいたら大変なので以下のセットをと思いましたが、着替えセパレートのレインコート等を入れていくと入らなくなりました。

虫よけ達

結局、虫よけはリュックに入らず、救急セットのみ入れました。

最後にヘルメットはアマゾンで注文したものの、出発当日になっても到着せず、仕方がないのでキャンセルして兄に借りる事に‥
※富士山でもヘルメット無料(保証金が必要)で貸出制度があるそうです

よし、準備はできた!いざ出陣だ~

目指すは静岡県

富士宮ルートのある静岡県までは自動車で行く事になったので、兄の自宅まで、リュックを担いで最寄駅から地下鉄に乗りました。

2リットルの水と、宿泊セットの入った荷物ですが、普段から筋トレと毎日ウォーキングとランニングをしていたので、今のところ楽勝です。

19時に集合してスーパーライフでお菓子を買ってから大阪を出発です。

夜の高速道路を飛ばして、滋賀県の土山SAで夕食をいただきました。

土山SA

確か‥、かつ丼を食べました。(記憶が曖昧です)

その後、運転を交替でしながら、何やかんやと話しながら、何とか6時間程かかって深夜25時過ぎに静岡県に入り「クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド」に到着しました。

当初は、富士宮ルートのシャトルバス出発場所でもある水が塚公園駐車場車中泊を想定していましたが、睡眠不足は高山病になる可能性が高くなるとの事で安心を買うために健康ランドのベッドで眠る事にしました。

健康ランドの部屋

健康ランドに着いた我々は、スパで汗を流してから各自部屋で眠りにつきました。

しかし、明日ついに念願の富士山に登ると考えるとワクワクしてしまい、深夜3時を過ぎても寝る事が出来ず、朝6時過ぎに起きて再びスパで目を覚まして出発しました。

ワクワクが強すぎて再び眠る事も出来ず、ホテルのロビーで売っていたおにぎりセット(500円)を食べました。とても美味しかったです。

おにぎりセット500円

結局8:00に出発して、1時間半程で水が塚公園駐車場に到着しました。

時刻は9:30、ここで更に1リットルのミネラルウォーター(250円)を買いました。

水分不足も脱水症状の危険があります。

昨日500ml飲んだので、2L-0.5L+1L=2.5Lを担いで登ります。

山小屋で500mlのペットボトルを1本500円で買えば楽ができるのですが、どうしても5倍の値段で買うなら背中に担いで行こうと思ってしまいました。

私が、イーロンマスクくらいに金持ちだったとしても‥

やはり、水を担いで行くと思います。こういう、ちょっとだけ自分に負荷をかけるチャレンジと、得したなぁ‥と思う事が好きで仕方ないのです。

往復バス2,200円を支払い、水ヶ塚駐車場(水ヶ塚公園)→富士宮口五合目 行きのチケットを買ってバスに乗り込みました。

乗車前に入山料(1,000円)を支払うと、ありがたい記念のお札をいただけました。

入山記念のお札(1,000円)とバッジ(600円)

そして、ついに午前10:00になりました。

よし、時は来た!

シャトルバス、出発だ

つづく

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