昭和歌謡⑯
今日は予告通り、何故「昭和歌謡」はあそこまでてんこ盛りにストリングスやら弦を鳴らしまくるのか、という点について考えてみたいと思います。
そうは言っても単なる推測ですが。
おそらくテレビ番組の影響は大きいと思います。
最近の回顧ものの音楽番組で、昔のバラエティ番組で歌っている映像を流すことがあります。当時は歌手の方が出てきて歌を歌うことも多かったようです。
で、何故か大編成のバンドがバックについていたようです。
鶏が先か、卵が先か的な話でもあるとは思いますが、たぶんあのような編成だから、鳴らしまくっていたのかと。
歌でバラエティ番組の雰囲気、落としちゃいけないですからね。
じっくり聴かせるよりも、派手に響かせた方が番組の編成上いいんですよ。
で、そういう音に慣れてしまうと、普通の音では物足りなくなる。
もちろんそれが全てではないでしょう。ただ昔はテレビの影響力も強かったので、やはり当時の音楽に与えた影響は大きいのかと。
何より「耳」がそれに慣れてしまう、そのことの影響を過小評価すべきではないでしょう。
ちょっと方向性がずれてきたような気もするので、明日は少し方向修正をかけたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。