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オンラインイベントをワンオペで毎週開催!質問が飛び交うイベントづくりの全ノウハウを公開します(前編)

こんにちは!株式会社ブルーブレイズでイベント運営を担当しているれん(@rrren1005)です。

弊社、株式会社ブルーブレイズが運営する社会人向けOB訪問サービス『CREEDO(クリード)』は、ユーザー獲得・エンゲージメント向上施策として『CREEDOなるにはトーク』というウィークリーオンラインイベントをこれまで14回開催してきました。

各回3人の登壇者集めから準備、集客、当日のファシリテーション、イベントレポート記事の公開に至るまでワンオペでやりきり、1回につき平均50人の方にご参加いただき、質問が飛び交う活気あるイベントに育てることができました。
その経験で培った、成功するオンラインイベントのつくりかたを2回にわけて公開します!

CREEDOなるにはトークとは?

「〇〇になるには?」をキーワードに、なりたいキャリアを実現した人のリアルな経験談を聞くことができるウィークリーオンラインイベントです。
「未経験で人事になるには?」「文系フリーランスで生計を立てるには?」など、各回のテーマに沿ったキャリアを実現しているゲスト3名をお呼びし、そのキャリアを実現したプロセスなどをご紹介しています。
過去のイベント動画はこちら↓

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なお、CREEDOなるにはトークは、社会人向けOB訪問サービス『CREEDO(クリード)』が主催しています。

CREEDOとは
CREEDO (クリード) は、キャリア経験談を聞いたり話したりできる、社会人向けOB訪問サービスです。
ひとりひとりの経験を役立て合う「キャリアシェア」を通じて、
みんなのキャリアサクセスに寄り添います。
https://creedo.jp

なぜオンラインイベントを始めたのか?

CREEDOは今年の3月にオープンしたばかりのサービスです。
身も蓋もない話ですが、広告費に多くを投資できない中、より多くの方にCREEDOを知ってもらう方法はないか?という問いからウィークリーイベントを着想しました。

イベントの検討を始めた当時、すでにCREEDOには、キャリア経験談を話していただけるユーザーさんが300人以上いました。
毎回テーマを変えて、彼らにゲストとして登壇いただくことで、SNSシェアを通じて多くの方にリーチできるのではないかと考えたのです。

登壇いただくユーザーさんにとっては、イベント後に自分の経験談が申し込みが入るPR機会になりますし、参加者にとっても、もちろん私たちにとっても三方良しだと思い、実行に至りました。

イベントを企画する上で意識したこと

・イベントゲストはCREEDOユーザー。利用者を主役にする
CREEDOなるにはトークでは、CREEDOユーザーにゲストとして登壇していただくことで、ユーザーさんを主役にすることを重視してきました。
CREEDOでキャリア経験談を話したユーザーへのヒアリングを行う中で多かったのが、「自分のキャリア経験で誰かの役に立てたことが何より嬉しかった」というお声でした。
ユーザーさんに登壇いただくことで、参加者のみならずゲストにとっても、自分のキャリアへの自信がPRにつながるようなイベントを目指しました。
また、誰もが知っている業界のトップにいるような方ではなく、参加者と近い目線で語れる方に登壇いただくことで、「私にも真似できるかも」と参加者が思えるようなハードルの低さ・キャリアの再現性を意識しています。

・「未経験のキャリアパス」について知りたいというインサイトに応える
CREEDOの利用状況から、「異職種から人事になった経験談」や「会社員からフリーランスになった経験談」といった、「未経験のキャリアパス」について知る機会を多くの人が求めていることが徐々に浮かび上がってきました。
仕事のノウハウや成功事例を知るイベントはたくさんあるものの、未経験転職や新しいワークスタイルへの転身をかなえる方法を知る機会は多くありません。
キャリアチェンジというリスクを伴う大きな決断だからこそ、経験者のリアルな話を聞ける場を設計することがベストだという結論に至りました。「○○になるには?」をテーマにし、イベント名も「CREEDOなるにはトーク」とわかりやすい表現にしたのはそのためです。

・ディスカッションテーマは事前に用意せず、参加者からのリアルタイム質問に答える
CREEDOなるにはトークは現在、イベント中に参加者からいただく質問をテーマにゲストとのディスカッションを進めていく形式にしています。
オンラインイベントはオフラインイベントに比べて気軽に参加しやすい反面、ながら見できる環境ゆえに内容が入ってこないというデメリットがあります。
「聞くだけ」のイベントではなく参加者にとってより記憶に残る時間になるよう、リアルタイムでライブ配信画面のチャットに質問を送ってもらい、その場でゲストに答えてもらうインタラクティブな形を選択しました。

・イベント終了後はイベントレポートを記事化し、Google検索流入を狙う
せっかくイベントをやるならもうひと手間かけて、SEOも取りに行こうと、マルチチャネル戦略を実行しました。
動画よりも活字で見たい方もいるので、イベントのトークを文字起こしして記事化し、CREEDOのオウンドメディア『CREEDO Journal』で公開しています。
https://creedo.jp/journal/events

イベントを14回やった結果...

まず、イベントを始めた一番の目的だったユーザーさんの獲得にものすごく寄与しています。
CREEDOは現在有料広告を一切打っていないので、新規ユーザーさんの流入経路はほぼ100%口コミやSNSでのシェアです。
CREEDOなるにはトークは、リアルタイムで参加していただける方が平均50人。
登壇者の方のシェアのお陰で、イベント情報のリーチは3000人ほど。とても大きな集客効果をもたらしています。

登壇者の方に「とても良い経験になった」と喜んでいただけていることも大きな成果です。
イベント後も積極的にCREEDOを使っていただいたり、お友達に紹介していただいたり。
CREEDOに愛着を持っていただける方が増えたことで、サービス自体の活性化にもつながっています。

次回予告✍️

次回の後編では、CREEDOなるにはトークの企画から実行まで、一連のプロセスの具体的ノウハウをお伝えしたいと思います。
使用している配信ツールや、お金がない中での集客手段など、イベント運営を検討している方にとってきっと役立つ内容です。お楽しみに!

それでは後編でお会いしましょう😊

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