今、○○人戦略の芸人さんが人気?+本2選
こんにちは~。青野です。
○○に入る言葉、わかりますか?
答えは、いいです。いい人戦略の芸人さんが人気があるな~。
って、最近本を読んでいておもいます。
「いい人戦略」というのは、岡田斗司夫さんが提案している言葉で、本当にいい人でなくていいので、いい人になっとけ。そしたら人間関係楽になるぞ。という趣旨です。(大雑把な解説でごめんなさい。)
で~、ですね。私は、お笑いファンではないのですが、私に必要なほんが、この本だったのです。
安藤なつさんのこの本。ちょうど、親のことで悩んでいた時だったのでとてもタイムリーでした。安藤なつさんが介護職をしていたということもテレビで知っていたし、人柄も伝わっていたし、この本がとても介護サービスの制度や、家族の気持ちを良く掴んでいる編集で、とてもいいです。
介護という難しそうな、ネガティブなことを、彼女のキャラと、ブックカバーのデザインで、手に取りやすくなっており、芸人さんの親しみやすさと介護という専門性が上手く、相乗効果を出していますね。
昔は、芸人さんといえば、乱暴、ギャンブル、女遊び、お酒が破天荒と言われ、脚光をあびていましたが、今は、そういった人たちは注目されていない気がします。(私が知らないだけかもしれませんが。)
「いい人」は、ホワイト化してる。ということで、コンプライアンスを遵守している。またはそのイメージ。ということでしょうか。
最近読んで、面白かった本。前回も取り上げましたが、滝沢秀一さんのエッセイです。
マシンガンズのネタで、女性の行動あるあるで、デート中に、
「この洋服、ねえ、どっちがいい?」
と彼女が聞いてきて、こっち。と彼氏が正直に答えると、否定して来て、彼氏のことを、私のこと何もわかってない!といいだす女。というコントに当初テレビでは、男性にも受けが良く、女性にもあるあるを楽しんでもらえてた。(本文をまとめました)
ところが、
ここの部分をよんで、私は、「えっ~。そ、そんなことで告訴?」と正直おもいました。このデートあるあるは、日常ではよくあることだし、若い男女の微笑ましい光景だと思っているからです。
従来のお笑いのやり方では、やりにくい時代がきている。過渡期なんだと思います。なるべく、人を傷つけない、ソフトなコンテンツを時代が求めている。ということなのかな~。と思います。私の個人的な感想です。
落語に頭山という演目があります。ケチな男が落ちたサクランボの種を食べたら、頭に、にょきにょきと桜の樹が生えて、桜の花が満開になって、そこに池ができて、魚を放って、釣りができるようになって、舟遊びやら、宴会する人が出てくるやらの大騒ぎになるのですが、ケチな男は、それが心底面白くなく、自分の頭の池にドボーンと身を投げました。
と、なんとも奇想天外なお話なんですが、それに対して、落語ファンは、身内に池に身を投げたものがいる。けしからん!とはならないと思うのだけれど、どうだろう?
今は、演者と客、物語と実話がの境界線が、なんだかあいまいになってなっている気がします。演芸場から、テレビへと移り変わり、ベットやソファーに転がりながら、YouTubeを見る時代になったことも関係しているのかなと思ったりします。
それでも、お笑い芸人さんは、お笑いを仕事として生きていかなければならないのです。毎月、家賃を払わなければいけないし、子どもは成長を止めてはくれません。もっと、彼らの工夫も本文には書いてあります。
この本の珠玉の文章はこちら
まとめると、頑張れ~!芸人さん。
それでは、またね(^^)/
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