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【年記】2022年

体調不良になる前に、転職すること。
田町から雑司ヶ谷、目白に異動する時に、もう終盤であったのだろう。
夏を迎える頃、転職活動を諦めようとしていた。
エージェントから期待大の案件を紹介され、そして断られた。
告白していないのに、振られた気分だ。

もう無理か、続行するしかないと判断しかねて、同業種の派遣応募をしてみた。
特に何の期待もしていなかったのだが、そこで出会いが待っていた。
担当の営業ではない方が、ぜひお話したいと連絡をくれた。電話で数時間話し込み、そこでお互いのインスピレーションを感じ、目指す先が決まった。

顔を合わせることなく、自分の道を決める年齢ではないのかもしれない。
だが、自分は節目節目に、大きなインパクトのある、大事な出会いがあった。
きっと、このターニングポイントも、そうなのだ。


9月。新しい職場に出勤した。場所は横浜、みなとみらい。
直通電車があるとはいえ、5時半起き。前職の会社よりも荒々しく、制度もルールも、人間も整備されていない環境であった。

明るい未来はないが、自分には経験がある。
成功体験ではない。失敗の経験だ。反面教師、そして自分にできることを整理しながら、発揮されるタイミングを待つ。

情報収集と状況判断。分析。淡々と、毎日を過ごす。問題だらけの会社だが、そういった未完成の組織にこそ、自分ができることはある。


激動の1年。
自分自身で考えて、自分自身で動くこと。
エネルギーは使うが、変わっていくことを受け入れるだけではない感覚。
そういった意味でも、環境の変化はあるが、マイペースにできることは経験あってのことだ。

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