【大学受験】現役生が社会を全範囲余裕をもって終わらせる方法 進学校でない人向け

進学校の方は高2で通史、全範囲を終えると思うので、心配する必要はありませんが、自称進学校の人、進学校でない人は通史、全範囲を終えるのは高3の秋、最悪の場合終わらないということもありえます。

学校に合わせない

学校の授業のペースに合わせて勉強していると終わらないです。ガン無視して先に勉強しましょう。学校の授業を確認で使いましょう。定期テストの対策がほぼいらなくなります。受験勉強が学校の勉強にもなって、効率がいいです。

「全範囲終わるから大丈夫だ」と思っている方へ

甘―い。授業が一通り終わった=インプットが終わっただけ。問題を解いて、アウトプットし、長期記憶に定着させる必要がある。大学によっては教科書を超えた問題も出るので、さらに知識を詰める必要がある。これらにはそれなりの期間が必要になるため、秋に終わったのでは間に合わない。

勉強開始時期

高2の初めからでいいと思う。高1は英国(数)をしっかりやりましょう。

インプット全範囲終了目標

高3の1学期。夏休み前に終わらせる。

学習の流れ

① 講義系参考書を使い、インプットしていく。
・一周目は全部覚えようとせずに太字、赤字など最重要用語の暗記、全体像、大筋、背景の理解を最優先に行う。
※用語だけを暗記するのはよくない。文脈もしっかり読んで、理解の伴った暗記を心がけること。
・2周目以降はその他の用語も含めて、インプットしていく。

② インプットした単元の問題をその日のうちに解く。
インプットとアウトプットを同時に行う。
・その日のうちに問題を解くことで理解、知識が定着していないところを確認できる。
アウトプットをして記憶に定着させる。
・問題集と一問一答を併用する。

③ 一通りインプットとアウトプットがそれなりのレベルで出来たら、アウトプット重視で学習を進めていく。適宜、インプット教材を復習する。
・問題集を二冊用意する。
→ 一冊目は前からやる。二冊目は後ろから前へ進める。交互に進めていく。
※三冊用意して真ん中から両端へ交互に進めていくのを追加しても構わない。
イメージ
  ① →   ←②
    ←③→ 
・間違ったところ、曖昧なところは講義系参考書に戻り、用語集、資料集、学校の教科書でも調べる。

④過去問を解く
・受ける大学学部の過去問を解く。
・問題が足りなければ受けない大学学部の過去問も解く。
・受ける大学学部の過去問を解く時はどの単元が頻出で、どのような問題形式でどのような知識を聞いてくるのか、記述があるかどうかを確認すること。

学習上の注意

・私大文系の入試は三科目の合計点で合否が決まる。英語の配点が社会科目の1.5~2倍なので英語を最優先に学習すること。
・社会だけできるようになった人は他の科目頑張ってください。
・社会は得意になるとやり過ぎてしまうので注意!オタクにもならない方がいい。
・得意でも長期間触れないのも危険。

科目選択

自分の勉強しやすい、好きなもので志望大学の入試科目ならば、何でもいい。難関大は得点調整が行われ、不利にならないようになっている。
日本史、世界史は文系ならどこでも行けると思う。政経、地理、数学は使えないところもあるので、よく調べてください。

大学受験関連記事